猫飼好五拾三疋 [日常雑記]
デイサービス先から連絡があって、職員に濃厚接触者が出たので土曜日はお休みにしますと。
ありゃま。
いよいよ迫ってきたにゃあ。
しまった、今回も「美の壺」の猫を録画できなかった。
途中から観た。
▼NHK 美の壺 file324 猫づくし
歌川国芳の猫、いいなあ。
なんとなく検索したら、これはグッズが出てる。
風呂敷や手ぬぐいは買ってもいいなあ。
部屋の壁に貼っておく。
▼小風呂敷 むす美 其のまま地口・猫飼好五十三疋 F48
明日のハナコ [書籍と雑誌]
昼過ぎの「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」はわりとよく観る。
なるほどと思うことが多いので。
今日は「もずくにゅうめん」。
うまそうだな。
チャレンジしてみるか。
この番組も終了するすいな。
頂き物の冷凍「はかた一番どりチキンカツ」、意を決して揚げてみることにした。
揚げ物は億劫で敬遠してきたのだが。
幸い一つ一つがとても小さく作ってあるので、卵焼き器でいけそうだ。
胡麻油とオリーブ油をある程度入れてみる。
三つ入れることができる小さなチキンカツ。
おお、なかなかいい塩梅だ。
ある程度色が付いたところでひっくり返す。
それを何回かくり返すと、おお、ちゃんと揚がってるんでないかい?
できるだけ薄く切ってできあがり。
食が進まないおっ母さん、チキンカツは完食してくれた。
よし。
今日届いた週刊金曜日に「明日のハナコ」の要約版脚本が掲載されていた。
ああ、こういう感じなんだ。
元敦賀市長の「カタワ」という発言を引用したことが差別に当たると判断されたということが公式の理由。
実際は原発問題を扱っているからということなんだね。
検索するとたくさんヒットする。
▼社会新報:原発めぐり忖度か、抑圧か〜福井農林高の演劇「明日のハナコ」問題〜
丸ぼうろ [飲み食い]
庭のレモンの木に実が三つ残っていた。
あら。
見落としたというより、熟成が遅かったんだろうな。
早速収穫。
さて、どうするか。
前に採ったものもまだ残っている。
やっぱりレモン酒にするか。
三瓶目だぞ。
とりあえず瓶と氷砂糖を買ってくる。
あ、焼酎買い忘れた。
いや、待てよ、飲まないで放ってあるお酒で漬けちゃうか。
これはアリだな。
丸ぼうろを売っていたので即購入。
なつかしいなあ。
いや、丸ぼうろの味そのものではなくて、ポストペットのおやつ。
あったよなあ。
と思ったのだが、見つからない
あれれ?
しつこく検索すると見つかった。
そうか、「まるぼうろ」という表記だったか。
クイニーアマンなんて、ポストペットで知ったんだよな。
おっ母さんは若いころ唐津にいたので、懐かしく食べてくれるかもしれない。
とにかくなんでも食べてもらわなきゃならんので。
▼ポストペット おやつ
そういえば、ブログペットってのもあったな。
2010年にサービス終了か。
今夜は帆立とのどぐろ入りつみれを白菜・ほうれん草と煮た。
「つみれ」と書いてあるのを見て思い出した。
学生時代に同級生たちが泊りに来た。
うちの実家ね。
夜スーパーへ買い物に出たのだが、鰯のつみれを買おうとしているやつがいる。
それどうするの?
「つまみって書いてある」
おい、そりゃ「つみれ」だ。
ひらがなの読めない大学生……。
放送禁止歌 #3 [テレビ]
テレビを点けたら、多部ちゃんが「悲しくてやりきれない」を歌っていた。
え?
ああ、映画「あやしい彼女」か。
韓国映画のリメイクね。
へえ、中国やベトナムでもリメイクされたのか。
大ヒットやん。
基本的には一日中曇っていたのだが、晴れたり、小雨が降ったり、安定しないお天気だった。
それでも、洗濯物を取り入れたて買い物に出ようとした時に雨が降ってきたというのは、まあ運が良かったのかな。
ゴディバって、あのピーピングトムの伯爵夫人のことだったのか。
気が付かなかった。
ちっとポイントが付いていたので、欲しいものリストの中からDVDを注文した。
お目当てはあの「放送禁止歌」ですがね。
▼Tatsuya Mori TV Works~森達也テレビドキュメンタリー集 [DVD]
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【DISC1】
■『ミゼットプロレス伝説~小さな巨人たち~』(1992年9月30日放送)
日本のプロレス黎明期には興業の花形として、またはお茶の間の人気者として一世を風靡した存在でありながら、いつのまにかメディアから黙殺され忘れられた存在となった小人プロレス…唯一現役で活動していた2人(リトルフランキー、角掛ひとし)のもとにかつて逃げ出した選手がまた復帰を願い出た。OBたちも続々集まってきて、実に30年ぶりにテレビマッチ-それはまるで小人プロレスオールスター戦-が実現する。
小人レスラーが語るプロレスラーとしてのプライドとスキル、全日本女子プロレスの会長やレスラー達からのリスペクト、愛情を丹念に描いた傑作。森達也は実現不可能と言われていたこの企画を通した後にプロデューサーに回り、ディレクターには後に『こどもの時間』で映画デビューする野中真理子を起用した。
●『職業欄はエスパー』(1998年2月24日放送)
ドキュメンタリー映画『 A 』の編集作業と並行する形で、撮影・編集が進められた作品。秋山眞人(超常現象研究家)、堤裕司(ダウジング)、清田益章(スプーン曲げ)ら、エスパーを職業に選んだ3人の超能力者の日常を寄り添って描いた逸品。彼らの超能力は本物なのか、彼らは嘘をついていないのか、そして森達也は彼らを信じているのか…カメラが徐々にあぶりだしていく。企画自体は、1993年に一度正式に決まりかけたが、清田益章がカメラの前でスプーン曲げを披露することを拒絶してロケ途中で頓挫した作品。その間の経緯や彼らと撮影者である森達也との愛憎も含めてのルポ『スプーン』が2001年に出版された。
【DISC2】
●『1999年のよだかの星』(1999年10月2日放送)
醜い容姿のために仲間から嫌われ居場所を失った鳥「よだか」を描いた宮沢賢治の童話「よだかの星」にインスパイアされた形で動物実験を扱った作品。人間の日常生活に必要な化学物質の商品化の際に義務づけられる動物実験だが、薬品や化粧品等の大手クライアントが公にしていない影の部分に触れることになるため、テレビ業界ではタブー視されている。本作は動物実験反対だけの立場ではなく、動物実験は人類のために必要とする研究者、新薬を必要とする難病患者、動物実験絶対反対の愛護団体の葛藤を各々描くことで、森達也らしい白と黒の間にある矛盾をはらんだ「生」が提示されていく。
●「放送禁止歌」~唄っているのは誰?規制するのは誰?~(1999年5月22日放送)
ドキュメンタリー映画『A』発表後最初の作品であり、森達也の名前をさらに高めることとなった衝撃作。
公序良俗に反する、差別を助長する…様々な理由で放送を見送られる「放送禁止歌」。「なぜ放送されないのか」、「誰が規制をするのか」を森は追う。
その過程で、最大の放送禁止理由と言われる部落差別問題を確認すべく直接部落解放同盟本部へと向かう。そして、身内ともいうべきテレビ局へも森はカメラを向ける…。企画自体は6年越しの企画。各局ドキュメンタリー番組担当からは「放送禁止歌を放送できるわけがない」と一蹴され続ける。ようやくフジテレビでの放送が決まり撮影を進める中、「放送禁止歌」とは形骸化したもので、実体などないことがわかる。
そこから企画は「過去の規制の検証」から「現在の規制の主体を炙りだす」ことに徐々に変質してゆく。放送後、解放出版社から部落差別問題についての取材を加える形で、同名の「放送禁止歌」として出版された。
※OA時と同じ楽曲ノーカットバージョンでの収録となります。
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▼幻泉館日録:放送禁止歌 #2
▼幻泉館日録:放送禁止歌
▼幻泉館日録:放送禁止歌手
▼幻泉館日録:放送禁止 自主規制
▼幻泉館日録:『放送禁止歌』(1999年)
世界は身の丈に合わせて作られる [日常雑記]
カレーマルシェの甘口というのを初めて見た。
思わず衝動買い。
甘口?
ハウスのサイトを見てみると、中辛とそんなに変わらないのな。
▼ハウス食品:カレーマルシェ
ぺろりと昼ごはん終了。
確かに辛くないけど、おいしく食べてしまいました。
空がどんより曇っていまにも雨が降りそうだったけれど、洗濯をして外に干した。
幸い日が差してきた。
よし。
ついてる。
新型コロナワクチンの接種予約、近くの医院の予約は取れないようだ。
3月15日までいっぱい。
ファイザーなんだよね。
仕方がない、集団接種会場のモデルナで予約取るかねえ。
ほぼ寝たきりの毎日を送っているおっ母さんの世界は、ずいぶん小さくなってしまったんだなあと思う。
おっ母さんの目に世界はどいう見えているのか。
食事と身の回りの世話をする息子と、デイサービスの日々。
短期記憶はそのまま消えてしまうが、ときどき昔のことが蘇ってくる。
それがすべてか。
痛い、苦しい、気持ち良い。
そのくり返し。
私の毎日も小さなものだな。
昔の記憶で結構広いもののように思い込んでいるけれど、現実はとっても小さい。
おっ母さんの方がずっとたくさんの人の世話になっている。
なにしろ人と会わないようにしてるんだから。
うちに飯を食いに来る野良猫たちには、世界がどう見えているのか。
そういえば、春一番で見かけていたオカモト氏はどうなったんだろう。
大阪で新型コロナ禍、生き延びているのか。
▼本の人生 本との人生 末端古本屋雑記帳:春一番異聞~オカモトさんの話・2
白土三平・岡本鉄二 [書籍と雑誌]
白土三平さんと弟の岡本鉄二さん、四日違いで亡くなったんだよな。
暮れに出た「アックス」の第一特集が「追悼 白土三平・岡本鉄二」だったので、遅ればせながら購入。
この特集が良かった。
とても良かった。
昔の「ガロ」を読んでいるかのような感覚。
まず特集の扉がいい。
この兄弟の間に長井勝一さんが立っている。
若いなあ。
もうお三方ともに逝ってしまった。
巻頭の追悼コメントが南伸坊さん、呉智英先生、林静一さん、近藤ようこさん、松田哲夫さん。
「ガロ」じゃん。
鶴見俊輔さんの文章も「採録」されている。
「国家にのみこまれない劇画」。
ほかにもいろいろな方の追悼文が掲載されている。
池上遼一さん、佐々木マキさん、鈴木翁二さん、つげ忠男さん、金平茂紀さん。
つげ義春さんはインタビューで登場する。
すっげえなあ。
▼アックス第144号 第一特集「追悼白土三平・岡本鉄二」マンガ界に革命を起こした男たち。
Don’t Forget Love ? [ニール・ヤング]
朝方カラスが鳴いていた。
今日はバカー、バカーと聞こえる。
なになに、何なの。
今日はシロ以外の猫をちらりと見かけた。
キジ白?
去年の夏に逝ってしまった子猫たちの母猫に似ていたのだが。
元気か。
まだうちの床下にこそこそと暮らしているのかもしれない。
忍者みたいに。
ニール・ヤングとっつぁんのところからメールが来た。
「Don’t Forget Love ?」だってさ。
ああ、バレンタインデーが近いから?
新しいビデオ観てねって。
▼YouTube: Neil Young & Crazy Horse - Don't Forget Love, Animated (Official Music Video)
紀元節 [日常雑記]
晴れてくれてよかった。
これで洗濯ができる。
清々と干せる。
世間様は三連休なんですな。
まったく関係ない。
ああ、建国記念の日か。
さらにまったく関係ない。
▼幻泉館日録:日没する処の天子
まさに紀元節のばかばかしさを宣言するような祝日だ。
四大節のなかでこの日だけが虚構。
祝日には日の丸を掲げている商店街へ行ってみた。
ない。
まったく飾っている店がない。
住宅地でも見かけなかった。
景気が悪くて日の丸が切り捨てれられたか?
コロナ禍で自粛?
プルードン・セレクション [書籍と雑誌]
朝からずっと雨。
深夜に雪がちらついたのかもしれないが、私は目にしていない。
このあたりじゃそんなものだろうな。
洗濯ができないので、その時間を使ってレモン酒を漬ける。
今度は飲んでいないお酒を混ぜてしまおうかと思っていたが、レモンを切りすぎてそれでいっぱいになってしまった。
他のお酒を混ぜる余裕がなかった。
まあ、これはこれでよし。
たっぷりレモン酒。
買い物に出たくはなかったが、鶏卵が切れてしまったのでしかたなく出る。
またおでんにしようかと思っていたが、手ごろなサーモンスライスがあったのでそちらに変更。
福岡県産ベビーリーフというのと一緒に食べよう。
プルードンのことをあまりに知らないので、平凡社ライブラリーの「貧困の哲学」と一緒に「プルードン・セレクション」を購入した。
この冒頭に河野健二さんの「思想と生涯 抵抗の思想家プルードン」が収められていて、これがわかりやすい。
▼幻泉館日録:貧困の哲学