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美しい日本の私 [書籍と雑誌]

作家川端康成氏がノーベル文学賞を受賞したのが1968年。
受賞式での記念講演のタイトルが「美しい日本の私」だった。

読んでいない。
読まないまま40年近くが過ぎてしまった。
タイトルが気持ち悪かったのだ。
あのお爺さんが「美しい私」なんて言うのは変だなあと思った。

たぶん誤解なのだろう。
「美しい日本」なんだろう。
読んでないから知らんが。

1994年、作家大江健三郎氏がやはりノーベル文学賞を受賞した。
記念講演は「あいまいな日本の私」。
どう考えても川端講演のパロディだ。

「美しい日本」「あいまいな日本」
どちらも日本の話だが、日本国のことではない。

「美しい国」

なんと醜悪な言葉だろう。
「美しい日本」ならともかく、「国」は余計だ。
こういう空疎な言葉で、天下国家を論じている気分になりたいのだろうか。

首相の基礎学力の足りなさを嘆く方も多いようだが、実はこれは脅威である。
中国で「美国」と呼ばれる、彼の国の大統領を見たまえ。
どうにも変な言葉遣いで、いかにも頭が悪そうだからこそ、支持されたのだ。
「正直者」と間違われて。

やはり「美国」盲従の属国状態が続くのだろう。

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