ロビンソンの庭 [映画]
録画した山本政志監督の2作目は『ロビンソンの庭』(1987年)。
以前深夜の地上波かなにかで見た時には、『闇のカーニバル』+町田町蔵といったイメージだったのだが、今回通して見直したら、だいぶ世界が違かった。
後に『てなもんやコネクション』(1990年)を作ったのが納得できる、てなもんやファンタジーなのである。
ああ、新宿駅東口の二幸はALTAになっていたんだなあと思ったら、ALTAの竣工は1980年なので、前作『闇のカーニバル』(1981年)の時には、もうできあがっていたのだ。
漫才ブーム時代の「笑ってる場合ですよ!」がALTAから中継していたのだから、確かにそのはずだ。
『闇のカーニバル』の太田久美子さん演じる女性が、大都市の一角に出現した緑生い茂る廃墟に憑かれる映画、ということにしておこう。
もっと雑然としたてなもんやなんだが。
坊主刈りの町田町蔵さんが懐かしい。
音楽はJAGATARAが担当しているが、エンディングに流れる曲は喜納昌吉&チャンプルーズの「花」。
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