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イメージの詩 [音楽]

自前サーバのログを眺めていたら、「廃墟の街+イメージの詩」という検索語でやってきた人がいました。
あ、やっぱり?

 →廃墟の街

 →廃墟の街 CHRONICLES #145

保土ヶ谷からのお客様はYahoo!で検索して御来館なさったのですが、私もGoogleで検索してみました。
おお、あるある
拓郎さんがラジオで言ってたんですね。

 →MyBackPages: ボブと70年フォーク
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文化放送の「やる気まんまん」を聴いてたら、みうらじゅんが吉田拓郎のCD BOX「Have A Nice Day」の紹介をしていた。

その中で、みうらじゅんが吉田拓郎に直接聞いた話で、「イメージの詩」はボブ・ディランの「廃墟の街」、「春だったね」は「メンフィスブルースアゲイン」をバックたと本人が白状したんだと。
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アレンジが似てるどころか、同じ曲だったんです。
拓郎さんにしても、ディランにしても、私はファンの常識といったようなものをまったく持ち合わせていないので、発見の喜びを味わえるんですよ。

よきかな、よきかな。
70年代初頭は、替え歌の文化が生きていたんですね。
我が心の師匠故高田渡大人や、そのお仲間たちはそういうワザを得意としていました。

拓郎さんもライブ盤では「島田準子が吉田拓郎に与えた多大なる影響」の出だしで、わざと元歌「ハッティ・キャロルの寂しい死(The Lonesome Death of Hattie Carroll)」を歌ってみせたりしています。

西岡たかしさんもやはりライブ盤『五つの赤い風船 イン・コンサート』のM.C.で「僕の曲の作り方」を披露しています。

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さっきやりました「まぼろしの翼とともに」なんていう歌は、たとえば完全なる盗作でして。
一見聴いておられるとわからないんですけど。

 ♪ 今でもぼくは

なんていうあたりは

 ♪ Just a little rain falling...

なんて、こういう感じの曲でして。
それとですね、それからその後の

 ♪ 君が死んだ次の夜に

というところは、どういうふうになっているかというと、

 ♪ 大統領殿~

とかいって、へへ。
そういうふうに、すごく綿密に計算して作っておりますんで、わからないようになっているんですけど。

「遠い世界に」なんて曲も、あれはギターをお持ちの方はコードをお弾きになると、「悲惨な戦争」やいうことがわかると思うんですけど。
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これはもちろん会場で受けまくっている冗談なんですが、歌というのは元々そういうところがあるのではないでしょうか。
先人の莫大な財産の上に、何かを付け足すことができれば、それは創作です。

当時のパクリは許せるのに、今の流行歌(J-POPSと呼ぶらしい)のパクリは嫌~な感じがするのはなぜでしょう。

既存のメロディに乗せる、自分の言葉がないからだろうか。
元歌への愛が感じられないからだろうか。
金儲けの姿勢しか見えないからだろうか。

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