証城寺の狸囃子 CHRONICLES #324 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]
よく晴れていたのだが、風がとても強かった。
浜に出ると、堤防に近づいただけでびしょぬれ。
波もかなり高いらしい。
それでも、なんとか撮影してきました。
顔じゅうがしょっぱいのよ。
奥さんがボルティモアに行ってしまった後。
スタジオに行く予定だったけれど、ディランは眠ります。
目を覚ますと、まだ朝ではなかったので、また寝ます。
それからまた目を覚ますと、今度は夜になっていました。
あらま。
私も時々そんなことをしていました。
勤め人をしている時はつらいですね。
休みが丸々一日消えてしまうのですから。
ディランはこれからスタジオに行く前にコーヒーを淹れます。
いつものようにラジオがかかっています。
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A singer was singing that life was monotonous, life is a drug. It was Eartha Kitt. I thought to myself, "That's plenty good. I'm frineds with ya. Go ahead and sing."
歌手が人生は単調、人生はドラッグと歌っていた。アーサ・キットだった。僕は思った。「そのとおりだ。俺はあんたの友達だ。続けて歌ってくれよ」
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どこかで聞いた名前だとと思っていたら、あのへんてこな「Sho-Jo-Ji」を歌っていた人ですね。
「アーサー・キッド」となっていることが多いようです。
♪ Sho sho sho-jo-ji, sho-jo-ji is a racoon.
♪ He is always hungry so he dreams of koi koi koi.
♪ He will rub his head and tummy, rub head and tum tum tum.
♪ Macaroons and macaroni, jelly beans, pink abalone, koi, koi, koi, koi, koi, koi
♪ Minna dete koi koi koi.
テレビ版「バットマン」にも出ていたんだ。
元祖キャットウーマン!
それなら観ているはずです。
江利チエミさんで知られる「ウスクダラ」をヒットさせたり、まあ活躍していた人なんですね。
ベトナム反戦のことは知りませんでした。
1952年に"Monotonous"というヒット曲があるようですが、ディランがラジオで聴いたのはこの曲でしょうか。
ちょっと違うような気もしますが、妙な歌詞です。
だいたいうちのおっ母さんと同じぐらいの年齢ですが、元気に活躍なさってるようですね。
すごい。
あ、キャットウーマンの写真見つけました。
→African Americans - Eartha Kitt
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