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夜明けのMEW CHRONICLES #193 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

千本浜 2004年2月5日

こうして1970年10月21日に、アルバム"New Morning"が発売されました。
そう、国際反戦デーですね。

邦題では『新しい夜明け』となっているようですが、私にはあまりなじみのないアルバムでした。
もっと古い「フォークの王」や、逆に同時代に聴けた"Desire"のようなものの方がよく知っています。

 →bobdylan.com: NEW MORNING(1970)

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Some critics would find the album to be lackluster and sentimental, soft in the head. Oh well. Other would triumph it as finally the old him is back. At last. That wasn't saying much either. I took it all as a good sign.
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"lackluster"というのは、輝きやツヤがないという意味です。
批評家連中の言うことなど、とっくに予想できてしまう。
酷評されようが、昔のディランが戻ってきたと大歓迎されようが、どうでもいいという気になれた。
それが重要だったのでしょう。

このアルバムは現実のアメリカに何も影響を与えるものではないけれど、自分にとっても確かに"comeback album"になったと書いています。

このアルバムの元になったマクリーシュの劇「スクラッチ(Scratch)」は1971年5月6日にブロードウェイのセント・ジェイムズ・シアター(St. James Theater)で上演され、その二日後の5月8日に終演となりました。
興業的には失敗作だったのでしょう。

 →St. James Theater

これで第3章が終わりました。
章立てだと五分の三が終わったのですが、ページ数だとちょうど真ん中あたりです。

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