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星の王子さま [書籍と雑誌]

倉橋由美子さんが亡くなった。
享年69。

高校生のころ、倉橋さんの小説を読んだ。
背伸びをして読んでいる感じだった。
『パルタイ』
『スミヤキストQの冒険』
『聖少女』
ああ、これは新潮社の書き下ろし純文学シリーズだった。

『ぼくを探しに』の翻訳を読んだのが最後だったろうか。
『大人のための残酷童話』を読んだかもしれないが、内容をまったく覚えていない。

サン・テグジュペリ『星の王子さま』の新訳者の一人として名前が挙がっていた。
宝島社版が倉橋由美子訳、集英社版が池澤夏樹訳ということだった。
フランス語がまったくわからないのだが、岩波書店の内藤濯訳は日本語としてとても良い文章だと思う。
著作権保護期間が終わるために非常に多くの訳がどっと出版されるようだが、それでは共倒れになるかもしれない。

そういえば、岩波の内藤濯訳は美智子さんの愛読書ということでベストセラーになったように記憶している。
もしかしたら、三遊亭円楽さんのキャッチフレーズとして「星の王子さま」を初めて耳にした人も多いのかもしれない。

 →星の王子さま:愛蔵版

 →星の王子さま:オリジナル版

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