CHRONICLES #58 レイの服装 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]
謎の部屋主レイの服装は、さまざまだったそうです。
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Sometimes you'd see him in a stirped suit with a wing-shaped colloar, pleated pants that were pegged.
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「striped suit」はわかりますな。
私も一応持ってます。
親父様が亡くなる前に知り合いの仕立屋さんを呼んで作らせたのです。
一度も着たことがありません。
横に成長してしまったので、たぶんもう入りません。
「wing-shaped collar」が今ひとつわかりません。
「リーダーズ英和」に「wing collar」なら載っていました。
→wing collar
ウイングカラー《スタンドカラーの前端が下に折れ曲がったカラーで紳士の正装用》
う~む、「スタンドカラー」がわかりません。
そこでgoogle検索。
便利だなあ。
スーツの襟ではなくて、シャツの襟なんですね。
タキシードに合いそうなのがウイングカラー、もちろん私は一着も持っていません。
スタンドカラーのシャツは持っています。
一段と怪しさが増します。
「pleated patns」はプリーツの付いたズボンのようですが、プリーツって何?
前にピシっと折り目の付けてあるズボンでいいのかな。
「with pegged」は何よ。
ファッション弱点ですなあ、まったくわかりません。
「リーダーズ英和」では、「pegged pants」「peg tops」に「こま型ズボン」と書いてあります。
あの、お正月に回して遊ぶとされていた、コマのことですね。
途中に膨らみがあるということでしょうか。
言いたい結論はよくわかります。
フォーマルな服装の時もあったということでしょう。
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Sometimes he's in a sweater, corduroy trousers, country boots. A lot of times he dressed in overalls like a garage mechanic.
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こちらはとてもよくわかります。
要するに私の服装と同じ世界です。
コーデュロイをどうして「コール天」というのか不思議だったのですが、「corded velveteen 畝織(うねおり)のビロード」から来ているそうです。
受験生諸君、「trousers」は発音問題頻出語でしたな。
母音は[au]ですぞ。
長いコートを着ていた。
褐色に日焼けしていた。
髪はラクダ色(黄褐色)だった。
うん、これではレイがどんな人なのか全然わかりませんわ。
まだp.57です。
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