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CHRONICLES #59 さよなら、モリアーティ [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

添地町 2005年1月20日

ニューヨークに来る前は、ケルアック(Kerouac)の『路上(On the Road)』がディランのバイブルでした。
そこに描かれたビート族(hipster)に憧れていたわけです。
でも、実際ニューヨークで暮らし始めると、数ヶ月で興味を失ったようです。
もちろんその本の中の詩的な言葉は大好きだけれど、登場人物モリアーティに対する共感は失せてしまいました。
行き当たりばったりな感じの生き方が嫌になったようですね。

 →映画『死にたいほどの夜』

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Ray wasn't like that. He wasn't somebody who would leave any footprints on the sands of time, but there was something special about him.

レイはそういう人物ではなかった。時代の砂に自分の足跡を残すような大物ではなかったが、特別なところがあった。
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レイには邪悪なところがまったくなかったそうです。
望みさえすればいつでも時代に打ち勝ち、支配することができるような人。
よくわかりませんね。

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Ray was mysterious as hell.

レイはひどく不思議な人物だった。
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ディランの結論がこれでは、やっぱりわかりませんわ。
p.58です。

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