風(1969年) [音楽]
【追記】No.5
映像とは恐いものだ。
失敗した経営者たちが威張っている様子がそのまま流される。
プロ野球組織はこんなに腐っているのか。
こりゃ「話し合い」じゃないな。
日本のプロ野球は滅びるわ。
生き延びる道は一つ。
既存のプロ野球組織とは関係のない、新しいリーグを作ることだ。
古田、新リーグ作れ!
選手もファンもきっと支持するぞ。
【追記】No.4
お、プロ野球のスト決定。
がんばれよ。
今日、国民保護法が施行されました。
これで「有事」の際は大幅に私権が制限されることになります。
首相は常任理事国入りに向けてはしゃいでみせています。
真意はよくわかりませんが、憲法9条殺しへの弾みに利用できることは確かです。
よくわからないというのは、首相の行動原理が人気取りだからです。
常任理事国入りは、なんだか大国であることで嬉しくなるような心性をくすぐって、世論の支持を得るためでしょう。
日本国は米国追随でない、アジアの一員として国際安全保障に関する発言をすることができるんでしょうか。
今までしたことないくせに。
【追記】No.3
町のそこここに結界が張ってある。
あちこちで秋祭りが近いのだろう。
夕方浜に行ったのだが、雲が出てしまった。
残念。
堤防に腰を下ろしていると、中国人娘が二人すぐ隣に座った。
海を見てはしゃいでいるのだが、突然日本語で大声を上げる。
不思議だなと思ったら、たぶん五十歳代の男性がやってきた。
三人は黒いベンツのオープンカーで帰っていった。
こわ。
【追記】No.2
その翌年のことなのだが、「三島が自殺したぞ!」という職員室での教師の会話から、私は三島由紀夫の割腹事件を知ったのだった。
その場にいた教師も私も、一瞬卒業生の「三島君」のことかと思ったのだ。
新聞に載った生首の写真が衝撃的だった。
【追記】No.1
またCSの[STAR digio 100]なんぞ聴いている。
今夜はMDに録音している。
どれぐらい音量が落ちたかの確認である。
自分では買わないような曲が聴けるのがいい。
「カルメン」(佐藤隆)
「顔」(コンセントピックス)
ありましたね、こういう曲。
「悲しい色やね」(上田正樹)
ああ、これこれ、サビのところ。
♪ Hold me tight 大阪ベイブルース
これがですね、たぶん「Osaka Bay Blues」のことだと思うんですよ。
でも、どうにも「Osaka 'Babe' Ruth」に聞こえちゃうんです。
'Babe' RuthというのはもちろんGeorge Herman Ruth(1895-1948)のことで、本塁打王12回、生涯本塁打714本の、あの大打者ですよ。
大阪湾の悲しいブルースが、大阪のホームラン王ベイブ・ルースになっちゃう。
なんだか田淵選手を放出した直後の阪神ファンの歌みたい。
キー坊のファンの人、ごめんなさいね。
秋ですなあ。
明け方なんかちょっと寒いなと思うぐらいでしたが、たぶんやっと平年並みの気温。
昼下がりはヒナがサンルーム、つまり二階の廊下でごろごろしていました。
やっぱり晩秋が好きなんだけど、特に街路樹から落ち葉舞い散る風景がいい。
まだちょっと早いかな。
小学校の校庭には、プラタナスが植わっていた。
冬場がらんとした校庭の周縁に葉を落としたプラタナスが並んで、北に富士山が見えるのです。
友人の家に鈴木章治さんの古いレコードがあって、大ヒット曲「鈴懸の径」が入っていた。
鈴懸の木というのは、プラタナスのことですね。
のんびりと楽しい小学校での生活を終えて中学に入るのは、なんだか嫌だった。
一番の理由は頭髪を坊主刈りにしなければならないということ。
どうしてそうしなければならないのかが、まったくわからなかった。
それが「中学生らしい」ということが根拠なのだった。
1970年代以前の、田舎町での常識である。
ぎりぎりまで頭を刈らなかった。
まあ入ってしまえば、中学校は楽しかったのである。
少しだけオトナの仲間入りをした。
万年筆をもらった。
文房具屋さんへ厚い手帳を買いに行った。
罫線のないものが好きで、言葉の断片やスケッチのようなものを万年筆で書き込んだ。
そのころ流行っていたのが、はしだのりひことシューベルツの「風」だった。
フォークルの解散後、メジャーで連続してヒットを飛ばしたのは、第三の男、端田宜彦さんだったのである。
♪ 人は誰もただ一人 旅に出て
♪ 人は誰もふるさとを 振り返る
北山修さんの詞がいきなりばっさりと切り落してくれる。
この人の歌詞は「風」が印象的なんだよなあ。
♪ ちょっぴりさびしくて 振り返っても
♪ そこにはただ風が 吹いているだけ
中学校で、初めて全校での生徒会選挙というものを体験したのだが、会長に立候補した三年生が演説にこの歌を引用してとてもウケた。
なんだ、中学校おもしろいじゃん、と思ったのだ。
♪ プラタナスの枯葉舞う 冬の道で
♪ プラタナスの散る音に 振り返る
二番の歌詞が、プラタナスだった。
あ、この木もナスだナス。
2004-09-17 22:24
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コメント(16)
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TITLE: たぬです こんばんわ
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伊賀の影丸が火をおこして、上昇気流つくって、風を呼ぶとゆう術を思い出しました。水面歩く術は試して失敗しましたが、山で薪しながら風を呼ぶ術をみせると、ガキどもにうけます。そういえば甲賀流何代目とかの忍者の先生っていましたよね。確か風のフジ丸の番組の最後にコーナーあったような記憶があります。
by クろたぬ (2004-09-17 00:40)
TITLE: Re:たぬです こんばんわ(09/17)
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クろたぬさん、こんばんは♪
シューベルツの「風」はオリジナルのキー、何だったかしら。
風は開放弦がきれいなコードが似合いそう。
そうするとD→Gの流れがいいんだけどな。
「風のフジ丸」に忍術のコーナーありましたね。
ただ、戸隠流だったような気がします。
だいたいマスコミに登場するのはこの人でした。
伊賀や甲賀でないのが、ちょっと寂しかったです。
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 00:59)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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こんばんはぁ(*^_^*)
あ、おはようございます。。。
秋--プラタナス--中学--風--
中学に入ったとき、時計をもらいました。
めずらしくて、分解してしまい、組み立てなおせませんでした・・・
by ヨタママ (2004-09-17 02:16)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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ヨタママさん、こんばんは♪
>秋--プラタナス--中学--風--
それそれ。
まだちょっと季節が早いですが。
プラス夕暮れ。
>中学に入ったとき、時計をもらいました。
>めずらしくて、分解してしまい、組み立てなおせませんでした・・・
時計欲しかったけど、高校入学の時でした。
英語が始まるという大義名分で、ラジオとテープレコーダーを買ってもらったのでありました。
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 02:29)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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うちの中学も坊主でしたよ。頭の形が悪くて似合わないのでイヤでした。なにより、その強制がイヤだった。肩からかける白い鞄の帯に、「坊主反対」と色とりどりのマジックで書いて、教師と上級生に目を付けられました。結局3年間いつも長めの坊主で3年の卒業式間際の頃は数センチぐらいありました。式に備えて教師が切らそうとしたけど、もうええわ・・と言って切りませんでした。その反動で高校では腰まで伸ばそうと思っていたけど、何分の細く薄い髪、そこまで伸びませんでした。まあ、肩ぐらいまでかな。スポーツやっていたので、結構うっとうしかったけど、短くしようとは思いませんでした。
風は既に教科書に載っていたような気もします。哀愁のあるメロディが好きでした。
by Dr.悠々 (2004-09-17 07:17)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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おはようさんです。
1969はどうしても引っかかります。(笑)
これ予備校生でした。
途中あまり声量のない人がウッドベース弾きなから歌いましたね。あの人が若くして亡くなったのは、よく覚えています。
この歌とプラタナスの枯れ葉が結びついて、東京の晩秋が思い出されます。
プラタナス多いんですよね、東京には...。なぜか戸塚(今でいう西早稲田)の古本屋街も思い出すんですけど。
もうひとつ、ランチャーズの『真冬の帰り道』にも「プラタナスの枯れ葉」が登場しますね。
by 穴沢ジョージ (2004-09-17 09:30)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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Dr.悠々さん、こんにちは♪
坊主刈りね、私は小さい頃よく頭におできができたので、短いといわゆるじゃりっぱげなんですわ。
嫌だったなあ。
反動で高校では伸ばしましたね。
それが今でも続いてます。
ひとつふたつはいいけれど
みっつ右にはげがある
よっつ横にもはげがある
いつついつものはげがある
むっつむこうにはげがある
ななつななめにはげがある
やっつやっぱりはげがある
ここのつここにもはげがある
とおでとうとうつるっぱげ
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 11:45)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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穴沢ジョージさん、こんにちは♪
ベースの井上博さんは腎臓が悪かったんですね。
<small> <a href="http://www.toshiba-emi.co.jp/st/hiccho/series1/toct25110.htm" target="_blank">http://www.toshiba-emi.co.jp/st/hiccho/series1/toct25110.htm</a></small>
「真冬の帰り道」!
いい曲ですね。
これもふと思い出す曲です。
そういう状況は経験してないかな。
♪ どこまでおくろか
♪ 真冬の帰り道
<small> <a href="http://wagesa.cool.ne.jp/music/j-folk2/mafuyunokaerimichi.html" target="_blank">http://wagesa.cool.ne.jp/music/j-folk2/mafuyunokaerimichi.html</a></small>
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 11:46)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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こんにち天保山♪
あ! 所さんだ! いいなあ。どこにいたのかしら。
出張でよく大阪湾を通って鳴門や徳島に行きました。YKKというちっちゃい舟がときどき通ります。とんかつやさんと同じYKKなので、ひれかつ定食を思い出していました。
風といえば、やっぱ、ケーナとサンポーニャかなあ。サンポーニャのはしっこの5つの筒で「ちょう
ちょ」が吹けることがわかりました。
アイ、ヒーナ ヒーナァ♪
いい曲ですよん。
by chappi-chappi (2004-09-17 13:13)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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時計は看護学校に入ってやっと買ってもらいました。父が亡くなった後、時計屋さんが集金に来られました、ううぅぅ。
by 苺1500 (2004-09-17 13:15)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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chappi-chappiさん、こんにちわいけいけい♪
とんかつのYKKがわかりませんのです。
所さんは缶コーヒーのおまけですね。
<small> <a href="http://www.asahiinryo.co.jp/wonda-land/campaign/tokobukuro/" target="_blank">http://www.asahiinryo.co.jp/wonda-land/campaign/tokobukuro/</a></small>
ケーナやサンポーニャは確かに風ですね。
>サンポーニャのはしっこの5つの筒で「ちょうちょ」が吹けることがわかりました。
夜中に吹いてはいけませんよ。
アイ、ヒーナ ヒーナァ♪
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 14:37)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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苺1500さん、こんにちは♪
時計は高価なものだったんですよね。
「自動巻き」なんてのも死語になったんでしょうか。
そういえばうちではゼンマイを巻く掛け時計が健在です。
いつも数分進ませておくのが習慣。
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 14:40)
TITLE: Re[2]:風(1969年)(09/17)
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幻泉館 主人さん、こんにちけいわいけい♪
>とんかつのYKKがわかりませんのです。
すんまへん。KYKのまちがいでした。
<small> <a href="http://r.gnavi.co.jp/k137300/" target="_blank">http://r.gnavi.co.jp/k137300/</a></small>
by chappi-chappi (2004-09-17 15:30)
TITLE: Re[3]:風(1969年)(09/17)
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chappi-chappiさん、こんにちとんかつ♪
おお、了解しました。
とんかつ、いいですなあ。
実はキャベツの千切りが大好きです。
>幻泉館 主人さん、こんにちけいわいけい♪
>
>>とんかつのYKKがわかりませんのです。
>
>すんまへん。KYKのまちがいでした。
>
> <small> <a href="http://r.gnavi.co.jp/k137300/" target="_blank">http://r.gnavi.co.jp/k137300/</a></small>
by 幻泉館 主人 (2004-09-17 16:24)
TITLE: Re:風(1969年)(09/17)
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三島大好き人間〔本〕の私としてはあの事件がかえって
彼の本をたくさん読むきっかけになった事件でした。
「鏡子の家」読んだとき、やっぱぶったまげました。
書けそうで書けない文体。この本は20代の人に特に読んでほしい本です。
by ジョンリーフッカー (2004-09-18 07:40)
TITLE: Re[1]:風(1969年)(09/17)
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ジョンリーフッカーさん、こんにちは♪
確かにあの事件でめちゃくちゃ売れたようですね。
従姉の亭主も買い込んでおりました。
おかげで私も何冊か読ましてもらいましたが、あんまり肌に合わなかったように思います。
朝日ソノラマの増刊号がうちにあったと思いますが、どこに行ったのかしら。
by 幻泉館 主人 (2004-09-18 11:25)