ザ・ディランII BOX [音楽]
【追記】No.3
言ってどうなるものでもないけど、蒸し暑い。
べとべと。
気分転換に浜へ行ってみたら、余計にべとべと。
おまけに西の空にはどんよりと雲が。
がっかりして戻ってきたら、お日様が出てきた。
雲男かいな。
晴れたり曇ったり雨が降ったり、毎日よくわからないお天気が続くのですが、とりあえず、暑い。
【追記】No.2
新聞で北朝鮮から元赤軍派よど号グループが帰ってくるかもしれないという記事を読んで思い出しました。
1967年、京都で「裸のラリーズ」というバンドが生まれました。
私はそのバンドの音に関して知ることはありません。
リーダーの水谷孝さんは、南正人さんの傑作『回帰線』でギターを弾いています。
「果てしない流れに咲く胸いっぱいの愛」は、実に楽しい大怪作です。
当時の裸のラリーズは実質的には水谷孝さんの個人バンドだったようです。
久保田麻琴さんが夕焼け楽団をやる前に、ベースを弾いて手伝ったりしたこともあるそうです。
山口冨士夫さんやチャー坊(柴田和志)が参加し、そしてまた分裂して「村八分」ができます。
このあたりのことはgoogleで検索すれば、詳しいサイトがあることでしょう。
ラリーズのオリジナルメンバーの中でベースを弾いていた若林盛亮さんは同志社大学の学生で、70年のよど号ハイジャックに参加しました。
裸のラリーズは、よど号ハイジャック犯がいたバンドとしても名高いのです。
かつての仲間であった高沢皓司さんが『宿命』で描いているように、北朝鮮に飛んだ「あしたのジョー」たちは主体思想に完敗したようです。
血の通わない声明を発表するのではなく、彼らには日朝関係の暗部を暴いてもらいたいと思います。
【追記】No.1
夜中に雷雨となる。
あわてて窓を閉め、録画しておいた『ホテル・ハイビスカス』をぼぉっと観る。
主役のガキ、失礼、美恵子ちゃんがいいですな。
お母さん役が余貴美子さんだとは、しばらく気づかなかった。
ベルウッドの覆刻盤ですが、「ザ・ディランII BOX」は不思議なセットになっています。
「オリジナル・ザ・ディラン」(1974.4.25)
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」(1974.9.25)
「時は過ぎて / ザ・ディラン II ライブ」(1975.5.10)
この3枚のアルバムのセット。
幻泉館日録に何度か登場している『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』(1972)は、URCから出たものなので当然入っていません。
「オリジナル・ザ・ディラン」は、ディランIIから抜けた西岡恭蔵さんを迎えての同窓会的メンバー。
武蔵野タンポポ団がぐゎらん堂に集まった人たちのセッションバンドだったのと同様、ディランはディランという店に集まった人たちのセッションバンドなんですね。
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」もサポートメンバーが多くて、音としては石田長生さんなんかが印象に残ります。
高橋照幸さんの「追放の唄」や、細野晴臣さんの「恋は桃色」も入っていて、私が思い浮かべるディランIIとはちょっと違う感じのアルバムかもしれません。
ディランIIというと、これは大塚まさじさんと永井ようさんのデュオなわけです。
それは最後の「時は過ぎて」の方が、まさにディランIIという感じ。
いずれも入手困難な盤だったので、この覆刻はとても嬉しいものです。
それぞれのアルバムに関してはもっといろいろ書きたいことがあるのですが、とりあえずこんなボックスセットが出てますよということで。
レア盤だったアルバムが3枚セットで4200円(悪税込)ナリ。
お買い得ですよ、なんて。
disc 1
「オリジナル・ザ・ディラン」(1974年)
1.悲しみの街
2.五番街の恋人たち
3.ねえ君
4.魔女裁判
5.ほら貝を語る
6.俺達に明日はない
7.魔法の舟で
8.悲しみを抱いた汽車
9.馬車曳き達の通る道
disc 2
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」(1974年)
1.女王様の恋
2.妹のような君
3.悲しみのセールスマン
4.時は過ぎて
5.風景
6.巻き毛の娘
7.追放の唄
8.道端の石
9.恋は桃色
10.こよい君と
disc 3
「時は過ぎて / ザ・ディラン II ライブ」(1975年)
1.ガムをかんで
2.子供達の朝
3.茶色い帽子
4.時は過ぎて
5.君住む街
6.プカプカ
7.淋しがりや
8.その気になれば
9.悲しみのセールスマン
10.こんな月夜には
11.サーカスにはピエロが
言ってどうなるものでもないけど、蒸し暑い。
べとべと。
気分転換に浜へ行ってみたら、余計にべとべと。
おまけに西の空にはどんよりと雲が。
がっかりして戻ってきたら、お日様が出てきた。
雲男かいな。
晴れたり曇ったり雨が降ったり、毎日よくわからないお天気が続くのですが、とりあえず、暑い。
【追記】No.2
新聞で北朝鮮から元赤軍派よど号グループが帰ってくるかもしれないという記事を読んで思い出しました。
1967年、京都で「裸のラリーズ」というバンドが生まれました。
私はそのバンドの音に関して知ることはありません。
リーダーの水谷孝さんは、南正人さんの傑作『回帰線』でギターを弾いています。
「果てしない流れに咲く胸いっぱいの愛」は、実に楽しい大怪作です。
当時の裸のラリーズは実質的には水谷孝さんの個人バンドだったようです。
久保田麻琴さんが夕焼け楽団をやる前に、ベースを弾いて手伝ったりしたこともあるそうです。
山口冨士夫さんやチャー坊(柴田和志)が参加し、そしてまた分裂して「村八分」ができます。
このあたりのことはgoogleで検索すれば、詳しいサイトがあることでしょう。
ラリーズのオリジナルメンバーの中でベースを弾いていた若林盛亮さんは同志社大学の学生で、70年のよど号ハイジャックに参加しました。
裸のラリーズは、よど号ハイジャック犯がいたバンドとしても名高いのです。
かつての仲間であった高沢皓司さんが『宿命』で描いているように、北朝鮮に飛んだ「あしたのジョー」たちは主体思想に完敗したようです。
血の通わない声明を発表するのではなく、彼らには日朝関係の暗部を暴いてもらいたいと思います。
【追記】No.1
夜中に雷雨となる。
あわてて窓を閉め、録画しておいた『ホテル・ハイビスカス』をぼぉっと観る。
主役のガキ、失礼、美恵子ちゃんがいいですな。
お母さん役が余貴美子さんだとは、しばらく気づかなかった。
ベルウッドの覆刻盤ですが、「ザ・ディランII BOX」は不思議なセットになっています。
「オリジナル・ザ・ディラン」(1974.4.25)
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」(1974.9.25)
「時は過ぎて / ザ・ディラン II ライブ」(1975.5.10)
この3枚のアルバムのセット。
幻泉館日録に何度か登場している『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』(1972)は、URCから出たものなので当然入っていません。
「オリジナル・ザ・ディラン」は、ディランIIから抜けた西岡恭蔵さんを迎えての同窓会的メンバー。
武蔵野タンポポ団がぐゎらん堂に集まった人たちのセッションバンドだったのと同様、ディランはディランという店に集まった人たちのセッションバンドなんですね。
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」もサポートメンバーが多くて、音としては石田長生さんなんかが印象に残ります。
高橋照幸さんの「追放の唄」や、細野晴臣さんの「恋は桃色」も入っていて、私が思い浮かべるディランIIとはちょっと違う感じのアルバムかもしれません。
ディランIIというと、これは大塚まさじさんと永井ようさんのデュオなわけです。
それは最後の「時は過ぎて」の方が、まさにディランIIという感じ。
いずれも入手困難な盤だったので、この覆刻はとても嬉しいものです。
それぞれのアルバムに関してはもっといろいろ書きたいことがあるのですが、とりあえずこんなボックスセットが出てますよということで。
レア盤だったアルバムが3枚セットで4200円(悪税込)ナリ。
お買い得ですよ、なんて。
disc 1
「オリジナル・ザ・ディラン」(1974年)
1.悲しみの街
2.五番街の恋人たち
3.ねえ君
4.魔女裁判
5.ほら貝を語る
6.俺達に明日はない
7.魔法の舟で
8.悲しみを抱いた汽車
9.馬車曳き達の通る道
disc 2
「この世を悲しむ風来坊に捧ぐ」(1974年)
1.女王様の恋
2.妹のような君
3.悲しみのセールスマン
4.時は過ぎて
5.風景
6.巻き毛の娘
7.追放の唄
8.道端の石
9.恋は桃色
10.こよい君と
disc 3
「時は過ぎて / ザ・ディラン II ライブ」(1975年)
1.ガムをかんで
2.子供達の朝
3.茶色い帽子
4.時は過ぎて
5.君住む街
6.プカプカ
7.淋しがりや
8.その気になれば
9.悲しみのセールスマン
10.こんな月夜には
11.サーカスにはピエロが
2004-07-06 18:21
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TITLE: Re:ザ・ディランII BOX(07/06)
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このベルウッドのボックスシリーズって、ちょっとヒネリが無いと思いませんか?
古いアルバムをセットにしただけだもの。
ボックスと言うからには、未発表音源とかボーナストラックを付けて欲しいなあと思うのです。
こんなボックスならバラで売れと思うのですが(バラでも買えるのかな?)、僕は今回のうち2枚を持っているので買いませんでした。
個人的には、ソロになってからの大塚さんの方が好きなんですよね。
by Dr.悠々 (2004-07-06 00:30)
TITLE: Re[1]:ザ・ディランII BOX(07/06)
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Dr.悠々さん、こんばんは♪
LPからデジタル変換して手製復刻盤を作っていたやつだと、レコードのぶちぶちノイズが入るんで、復刻CDは買ってしまうんですよ。
私はあんまりボーナストラック好きじゃないんですよ。
オリジナルアルバムをそのままバラの廉価盤で出してくれるのがベストですね。
by 幻泉館 主人 (2004-07-06 00:47)
TITLE: Re:ザ・ディランII BOX(07/06)
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ボクも個人的には悠々さんに同感です。
そのまんま併せただけじゃん…。
バラで売ったほうがいい気がしますね。
「オリジナル・ザ・ディラン」は参加メンバーは
すごいけれど散漫な感じがするのです。
ディランはやっぱりボクはURCのファーストとセカンドですねえ。
by Hot or Coldぜんちゃん (2004-07-06 01:56)
TITLE: Re[1]:ザ・ディランII BOX(07/06)
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Hot or Coldぜんちゃんさん、こんばんは♪
バラで売ってくれた方がいいのには賛成です。
持ってるCDは要らないですからね。
URCから出たファースト『きのうの思い出に別れをつげるんだもの』は傑作だと思います。
ロングセラーになっていて、バラで売れます。
ディランII&オリジナル・ザ・ディランのベルウッドの盤はいわばマニア盤なんで、BOXでないと覆刻できないのではないかとと思います。
春一番のシリーズは風太さんが書いたものが良かったです。
それに匹敵するものが欲しかったですね。
以前高田渡さんの「ごあいさつ」覆刻にボーナストラックが付いたのですが、あれは蛇足だなあと思いました。
『六文銭 BOX』には未発表音源が別CDで付いたので、それはOKです。
そうそう、「ごあいさつ」は、最初に付いていた三橋一夫さんの感動的な解説を削ってあったのに驚きました。
それでは覆刻になりません。
by 幻泉館 主人 (2004-07-06 02:29)
TITLE: Re:ザ・ディランII BOX(07/06)
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おはようごじゃりまする~♪
またまたニャンコさんにざぶとんを占領され、板張りにすわっています。窓際の気持ちのいい席はいつも彼女に先をこされてます。
6月4日のスペシャル・ライブでは大塚まさじさんが「サーカスにピエロは」や「プカプカ」を歌ってくれました。鼻にしわをよせながら。大阪に帰ってこられたのですよね。「その気になれば」はイサトさんのですか?
「ほら貝を語る」って、あのさわやかに登場したおじさんややぶ大統領のことみたいですね。
by chappi-chappi (2004-07-06 10:19)
TITLE: Re[1]:ザ・ディランII BOX(07/06)
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chappi-chappiさん、こんにち歯♪
これから歯医者さんに行ってきますんど。
ヒナは間違ってトイレに閉じ込められていたので、ヒーヒー鳴いています。
>「その気になれば」はイサトさんのですか?
そうです。
永井さんが歌ってます。
あぢぃ。
by 幻泉館 主人 (2004-07-06 11:44)
TITLE: Re:ザ・ディランII BOX(07/06)
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こんばんおっとっと♪
いねむりをしてしまいました。
ごはん食べたあとはどうしても、ごろん。
ぽっぽちゃんたち、等間隔に並んで何してるんでしょう。
by chappi-chappi (2004-07-06 21:58)
TITLE: Re[1]:ザ・ディランII BOX(07/06)
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chappi-chappiさん、こんばんはとぽっぽ♪
いま食後でして、ヒナとごろごろしています。
ノミを拾ってきたので、とても困ります。
千本浜の鳩は人に寄ってくるのです。
なんかくれ、なんかくれと。
雀さんがかわいいです。
by 幻泉館 主人 (2004-07-06 22:01)