月刊ぴあ 1978年1月号 [書籍と雑誌]
【追記】No.4
背中に冷たい視線を浴びつつ、夕方仕事を抜け出して浜へ。
これがまたすごい強風波浪。
浜の砂や石ころは濡れてびしょびしょ。
堤防もびしょびしょ。
ああ、目が見えない、私も脳溢血かしらと思ったら、メガネのレンズがびしょびしょになっていたのでした。
他に人はいません。
苦労して撮ったのに、写真はいつもとあんまり変わらないのね。
夜中にアップします。
【追記】No.3
本日のヒナのひるね。
今日は眠りが深いようで、昼飯でドタバタしていても目を覚まさない。
お、爪が立ってるぞ。
何の夢を見ているのやら。
【追記】No.2
この「ぴあ」には、万年筆とラインマーカーでチェックが入ってます。
映画を見に行こうと、私がチェックしたものですね。
もちろん名画座中心で、ロードショーなんぞには行きません。
早稲田鶴巻町に下宿していた時なので、活動範囲はこんなものだったようです。
高田馬場パール座や飯田橋ギンレイホールには、歩いてでかけるわけです。
銀座並木座 1/18~1/24 学生350円
「津軽じょんがら節」
「竹山ひとり旅」
池袋文芸地下 1/18~1/24 300円
「太陽の墓場」
「青春残酷物語」
高田馬場パール座 1/24~1/30 300円
「獄門島」
「悪魔の手鞠歌」
飯田橋ギンレイホール 1/17~1/23 350円
「フェリーニの道化師」
「トリュフォーの思春期」
千石三百人劇場 1/5~1/29 学生1000円
「白痴」
自主上映のページが懐かしいですね。
友人に誘われて「特攻任侠自衛隊」を見に行ってます。
以前書いた四谷公会堂での「大地の砦」も、このころ見たんですな。
「詩雨おばさん」「春男の翔んだ空」もこの時期。
北朝鮮の映画のポスターをよく見掛けましたが、一度も行ったことがありません。
最後に必ず「金日成万歳!」って言うんだよと聞いて、いやだったんです。
どんなものか見ておけば良かったな。
【追記】No.1
さて、1977年の末に買ったはずの『月刊ぴあ』ですが、やっぱり広告がおもしろい。
> ロン・カーター・カルテット新春早々来日。
> 「ピッコロ」の感銘を日本のステージに再現!
1977年に出た2枚組みのアルバム「ピッコロ」は、文字どおりピッコロ・ベースという小さなベースでロン・カーターが演奏しているものですね。
すっかり忘れていました。
このアルバムは定価が3600円です。
次のページが昨日書いたキャニオンの三人娘(?)。
LPが2400円、シングルが600円という時代です。
洋画ロードショーのラインナップはこんな感じ。
「007/私を愛したスパイ」
「ジョーイ」
「ガントレット」
「オルカ」
「カプリコン1」
「がんばれ! ベアーズ特訓中」
あ、これは試写会の券をもらって行きました。
「さよならエマニエル夫人」
「放浪紳士チャーリー」
なんとなく小粒ですね。
ATGの新作が洋画系に入ってます。
「-北村透谷- わが冬の歌」
「星空のマリオネット」
昨日の日記に書いた映画青年君は橋浦方人監督の「星空のマリオネット」に感動して涙を流したそうです。
私はやたらに自殺の多い自主制作映画みたいで、あまり好きではありませんでした。
邦画は東宝が「惑星大戦争」。
これは「スター・ウォーズ」人気に便乗した企画ですな。
だめだ、こりゃ。
東映は「トラック野郎・男と一匹桃次郎」の併映が「こちら葛飾区亀有・公園前派出所」。
原作者がまだ「山止たつひこ」になってます。
しかし、映画化されてたのはしらなかった。
両さんを演じているのは「せんだみつお」さん?
一月下旬には、あの「柳生一族の陰謀」です。
松竹は年末が「八つ墓村」。
金田一耕助役は渥美清さんです。
お正月は「男はつらいよ・寅次郎頑張れ!」で、マドンナ役は藤村志保さん。
20作目だそうです。
今夜は夜なべ仕事。
ちょっと忙しくて日記が書けないので、昨夜発掘した『月刊ぴあ』1978年1月号の記事や広告を拾ってちょこちょこ付け足していきます。
お仕事の休憩、というより逃避ですな。
とりあえず表紙。
昨日の日記を御参照くださいませ。
及川正通さんの描く表紙は、人物があまり似ていないので何の映画なのかさっぱりわかりません。
1枚めくって表2広告は資生堂ブラバスのスキンクリーム。
草刈正雄さん、若いです。
かっこいいですなあ。
表3はPIONEERのポータブルコンポ。
ラジカセを中心としたセットで約10万円。
高いんでないかい。
表4広告が、「ビクタービデオカセッター」。
VHSビデオデッキです。
お値段がですね、なんと25万6千円ナリ。
専用ビデオタイマーは別売りで1万円だそうです。
この手の機器は20万円を切らないと普及しません。
いまだとハイビジョンに匹敵する値段かな。
以上が4色カラーのページ。
まあ、包み紙みたいなものですね。
後はオール単色です。
追記の時にスキャンできたらします~。
さて、この年のお正月映画は、何だったでしょうか。
背中に冷たい視線を浴びつつ、夕方仕事を抜け出して浜へ。
これがまたすごい強風波浪。
浜の砂や石ころは濡れてびしょびしょ。
堤防もびしょびしょ。
ああ、目が見えない、私も脳溢血かしらと思ったら、メガネのレンズがびしょびしょになっていたのでした。
他に人はいません。
苦労して撮ったのに、写真はいつもとあんまり変わらないのね。
夜中にアップします。
【追記】No.3
本日のヒナのひるね。
今日は眠りが深いようで、昼飯でドタバタしていても目を覚まさない。
お、爪が立ってるぞ。
何の夢を見ているのやら。
【追記】No.2
この「ぴあ」には、万年筆とラインマーカーでチェックが入ってます。
映画を見に行こうと、私がチェックしたものですね。
もちろん名画座中心で、ロードショーなんぞには行きません。
早稲田鶴巻町に下宿していた時なので、活動範囲はこんなものだったようです。
高田馬場パール座や飯田橋ギンレイホールには、歩いてでかけるわけです。
銀座並木座 1/18~1/24 学生350円
「津軽じょんがら節」
「竹山ひとり旅」
池袋文芸地下 1/18~1/24 300円
「太陽の墓場」
「青春残酷物語」
高田馬場パール座 1/24~1/30 300円
「獄門島」
「悪魔の手鞠歌」
飯田橋ギンレイホール 1/17~1/23 350円
「フェリーニの道化師」
「トリュフォーの思春期」
千石三百人劇場 1/5~1/29 学生1000円
「白痴」
自主上映のページが懐かしいですね。
友人に誘われて「特攻任侠自衛隊」を見に行ってます。
以前書いた四谷公会堂での「大地の砦」も、このころ見たんですな。
「詩雨おばさん」「春男の翔んだ空」もこの時期。
北朝鮮の映画のポスターをよく見掛けましたが、一度も行ったことがありません。
最後に必ず「金日成万歳!」って言うんだよと聞いて、いやだったんです。
どんなものか見ておけば良かったな。
【追記】No.1
さて、1977年の末に買ったはずの『月刊ぴあ』ですが、やっぱり広告がおもしろい。
> ロン・カーター・カルテット新春早々来日。
> 「ピッコロ」の感銘を日本のステージに再現!
1977年に出た2枚組みのアルバム「ピッコロ」は、文字どおりピッコロ・ベースという小さなベースでロン・カーターが演奏しているものですね。
すっかり忘れていました。
このアルバムは定価が3600円です。
次のページが昨日書いたキャニオンの三人娘(?)。
LPが2400円、シングルが600円という時代です。
洋画ロードショーのラインナップはこんな感じ。
「007/私を愛したスパイ」
「ジョーイ」
「ガントレット」
「オルカ」
「カプリコン1」
「がんばれ! ベアーズ特訓中」
あ、これは試写会の券をもらって行きました。
「さよならエマニエル夫人」
「放浪紳士チャーリー」
なんとなく小粒ですね。
ATGの新作が洋画系に入ってます。
「-北村透谷- わが冬の歌」
「星空のマリオネット」
昨日の日記に書いた映画青年君は橋浦方人監督の「星空のマリオネット」に感動して涙を流したそうです。
私はやたらに自殺の多い自主制作映画みたいで、あまり好きではありませんでした。
邦画は東宝が「惑星大戦争」。
これは「スター・ウォーズ」人気に便乗した企画ですな。
だめだ、こりゃ。
東映は「トラック野郎・男と一匹桃次郎」の併映が「こちら葛飾区亀有・公園前派出所」。
原作者がまだ「山止たつひこ」になってます。
しかし、映画化されてたのはしらなかった。
両さんを演じているのは「せんだみつお」さん?
一月下旬には、あの「柳生一族の陰謀」です。
松竹は年末が「八つ墓村」。
金田一耕助役は渥美清さんです。
お正月は「男はつらいよ・寅次郎頑張れ!」で、マドンナ役は藤村志保さん。
20作目だそうです。
今夜は夜なべ仕事。
ちょっと忙しくて日記が書けないので、昨夜発掘した『月刊ぴあ』1978年1月号の記事や広告を拾ってちょこちょこ付け足していきます。
お仕事の休憩、というより逃避ですな。
とりあえず表紙。
昨日の日記を御参照くださいませ。
及川正通さんの描く表紙は、人物があまり似ていないので何の映画なのかさっぱりわかりません。
1枚めくって表2広告は資生堂ブラバスのスキンクリーム。
草刈正雄さん、若いです。
かっこいいですなあ。
表3はPIONEERのポータブルコンポ。
ラジカセを中心としたセットで約10万円。
高いんでないかい。
表4広告が、「ビクタービデオカセッター」。
VHSビデオデッキです。
お値段がですね、なんと25万6千円ナリ。
専用ビデオタイマーは別売りで1万円だそうです。
この手の機器は20万円を切らないと普及しません。
いまだとハイビジョンに匹敵する値段かな。
以上が4色カラーのページ。
まあ、包み紙みたいなものですね。
後はオール単色です。
追記の時にスキャンできたらします~。
さて、この年のお正月映画は、何だったでしょうか。
2004-03-11 18:20
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コメント(8)
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TITLE: Re:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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こんにちは
がんばれ! ベアーズ?
ってこれテレビドラマでしたか?
小さい頃みていたような記憶が。
八つ墓村の
もと事件津山30人殺し事件って
すごく興味深い~。他国に例をみないおもしろさ。
丸ごと村なくしてしまおうって発想がすごいです。
by pglove (2004-03-11 11:14)
TITLE: Re[1]:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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pgloveさん、こんにちは♪
テレビのシリーズはまったく見たことがありませんわ。
『ペーパームーン』(1974年)で最年少オスカー受賞者となったテイタム・オニールが主演の映画シリーズです。
一作目は1976年かな。
津山三十人殺しはすごい事件ですね。
『八つ墓村』の山崎努さんがあの形相で走っているシーンがすごくて、事件のイメージが増幅してると思います。
今は亡き古尾谷雅人さんが主演した『丑三つの村』(1983年 田中登監督)も同じ事件なんですが、これはやたらエッチな映画。
by 幻泉館 主人 (2004-03-11 12:02)
TITLE: Re:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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幻泉館ご主人様、こんにちは~。
ふ~っ。おなかいっぱいです。
あの女の人は中島みゆきさんだったのですね?
私のもっている西洋人形とそっくりでこわいです。
まさかりくさおさん、なつかしいです。この人は北九州の人なのです。意外に三枚目の役が上手で、悪役も上手になってきたみたいで、そういう役のときはいいと思います。
ん~。今日の日記はとても長いので、何を書こうとしていたのか、途中で忘れてしまいました。あれ?ほんとに何だったのかなぁ、ねえ、ヒナちゃん。
by chappi-chappi (2004-03-11 13:33)
TITLE: Re[1]:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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chappi-chappiさん、こんにちは♪
>あの女の人は中島みゆきさんだったのですね?
>私のもっている西洋人形とそっくりでこわいです。
あら、こわいい。
>まさかりくさおさん、なつかしいです。この人は北九州の人なのです。意外に三枚目の役が上手で、悪役も上手になってきたみたいで、そういう役のときはいいと思います。
「ズンドコベロンチョ」という短編が妙に心に残っています。
by 幻泉館 主人 (2004-03-11 14:33)
TITLE: Re:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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昔飯田橋で仕事した時期があって、よく高田馬場
まで歩いた事を思い出しました。(色川武大氏
の影響ですけど)
そういえば「こち亀」以外にもあの当時
マンガの映画化ってありましたね。私は
何故か「ドカベン」の実写版をよく覚えて
います。何故だろう?それでは。
by コブラクロー (2004-03-12 00:11)
TITLE: Re[1]:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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コブラクローさん、こんにちは♪
飯田橋から高田馬場、しかも仕事でだとちょっと大変ですね。
学生時代はそのあたりをよく歩きましたが。
>そういえば「こち亀」以外にもあの当時
>マンガの映画化ってありましたね。私は
>何故か「ドカベン」の実写版をよく覚えて
>います。何故だろう?それでは。
おお、永島敏行さんのデビュー映画ですね。
主人公の子、かわいかったですね。
川谷拓三さんの殿馬はどうなの、ですが。
<small> <a href="http://www.h2.dion.ne.jp/~redbat/movie/73dokaben.html" target="_blank">http://www.h2.dion.ne.jp/~redbat/movie/73dokaben.html</a></small>
by 幻泉館 主人 (2004-03-12 02:02)
TITLE: Re:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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こんにちは!
ぴあが月間だったとは知りませんでした・・・。
私もかなりのぴあ族で、視力の低下は、
ぴあの見すぎと回りには言っていました。
池袋文芸座や早稲田、千石あたりはよく行きましたね。
ロシア映画祭は三百人劇場で見たような。
あとは新宿と大塚ですね。
このふたつはもう随分前に閉館してしまって、
悲しく思ったのを覚えています。
今は、田舎なので狙った映画が来ない悲しみを味わってます・・・。
by りり猫 (2004-03-12 11:35)
TITLE: Re[1]:月刊ぴあ 1978年1月号(03/11)
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りり猫さん、こんにちは♪
チケットぴあもなかったですね。
今はインターネットのおかげで本誌の売り上げは落ちているのではないでしょうか。
>今は、田舎なので狙った映画が来ない悲しみを味わってます・・・。
私もそうです。
東京まで行かないと観ることができない映画がたくさんあります。
というより、観たい映画は幻泉館地方に来ないのです。
by 幻泉館 主人 (2004-03-12 11:55)