「サヨナラ」ダケガ人生ダ [書籍と雑誌]
【追記】No.3
畑仕事を簡単に終えて、夕陽の撮影に出る。
いつもは千本公園というところに車を停めるのだが、今日は外港近くの港口公園。
結局堤防の上をいつもの方向へ歩いていって写真を撮った。
人が少なくて寂しい。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
【追記】No.2
ふうっ、もちつき終了。
二升しかつかないので、あっという間に終わった。
詳細は翌日分日記にまわるのかな。
【追記】No.1
izumatsu氏よりビデオが届く。
大感激であります。
休みなので、安心してビデオを見ることができた。
驚いたのは、映像のグレードが低いこと。
悪い意味で言っているのではない。
どこぞの国営放送のように潤沢な資金を使って撮るのではなく、たとえば家庭用ビデオカメラに近いような機材で機動性を生かした、低予算制作の心意気のようなものを感じる。
先に本を読んでしまっているので、たとえば山平和彦さんの複雑な表情の意味がわかってしまっているのがやや残念ではある。
今夜にでもmpegに落としてみようと思っている。
年内の仕事もほとんどケリがついた。
明日の日曜日はお休みで、お餅をついたり、畑仕事をしたり。
まだ29日(月)と30日(火)にも仕事をするのだが、もう山場は越えたので、後片付けに近いです。
脱力。
今年どんな本を読んだかなということで、本館より蔵出しいたします。
追記はどうなるかわかりません。
【2003年2月11日付日録】
[「サヨナラ」ダケガ人生ダ]
今日はまだ2/9(日)です。
昨夜かなり雨が降っていたのですが、明けて快晴。
気温も上がり、「春が来た!」という感じの好日でした。
「ばあさんボケたぞ」という不安な連絡が入ったので、隣町へ見舞いに。
とにかく周りにold womenが多いので、暑さ寒さが厳しい時にはヒヤヒヤします。
行ってみれば心配したほどではなかったので、ちょい一安心。
持っていった見舞い品の数倍お土産を貰って帰ってきました。
なんとなく朝貢外交。
大島渚監督に『儀式』という映画がありましたな。
そんなに好きな映画でもないのですが、妙に思い出すんです。
冠婚葬祭の時にだけ会う親戚の人達。
私は宴席が苦手なので、長じてからもわりとお子ちゃま担当であります。
で、時の流れは頭ではわかっているつもりなのですが、ちびっ子のころに遊んでやったやつが、いきなりサラリーマンくさいおやじになって出てきたりするわけです。
儀式のウラシマ効果?
ちゃうちゃう、こっちもしっかり歳とってるんですなあ。
え~、今日も私の好きなやつ。
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
『「グッド・バイ」作者の言葉 』によればこうなる。
>唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。
「グッド・バイ」作者は森田童子じゃないよ、太宰治だよぉ。
「或る先輩」というのは『富嶽百景』なんかにも登場する、井伏鱒二さんです。
井伏鱒二さんはおもしろい小説をたくさん残していますが、『厄除け詩集』という詩集もありまして、これがいいんですわ。
その中で一番有名なのがこれですね。
薄いのに高い本だなあと思っていたのですが、文庫に入りました。
講談社文芸文庫、940-、やっぱちょっと高いですね。
高校の漢文の授業で習ったような有名な漢詩を、わかりやすい日本語に訳したものを漢詩戯訳と呼ぶんだそうです。
他の人のも読んでみたいと思っていたら、本屋さんで新刊の棚に並んでいました。
それが松下緑『漢詩七五訳に遊ぶ 「サヨナラ」ダケガ人生カ』(集英社 1500円+悪税)です。
帯に俵万智さんの名前が出ていたりするので、やっぱり女性の歌人なのかなあと思ったら、全然違いました。
1928年生まれで、日通総合研究所に勤めていた方だそうです。
97年に亡くなったそうですが、『湖畔吟遊』という個人誌に連載した漢詩戯訳からより抜いて一冊にまとめた本だということです。
漢文の授業というと、もうただただ眠いというような思い出しかないんです。
ああ、漢詩というのは、やたらにお酒の話が多くて、高校の授業でこれはいいのかと思ったものでした。
漢文をノートに横書きで書いていたのを見つかって怒られましたっけ。
でも、漢文の教師というキャラクターはわりと好きです。
イギリスあたりを舞台にした映画だと、ラテン語の教師ということになりますね。
シャバっ気がまるでないところがいいんでしょうな。
数学教師もそうなりそうな気がするんですが、こちらは大学入試を意識しまくりで、かえってシャバっ気が強かったりします。
今は違うと思いますが、昔の英語教師は漢文の教師みたいな人が多かったです。
ジェントルマンで、モームとかオーウェルとかを嬉しそうに語るんですわ。
今は英語屋になりさがって、おそらく高校の英語教師の知的水準は昔よりかなり落ちてると思いますよ。
すくなくとも、のどかな県のんびり市ではそうなってます。
あ、高橋和巳とか中島敦とか、中国文学・漢文文化から出た作家は好きだなあ。
で、まあこの漢詩戯訳ですが、かなりの教養がないとできないワザです。
漢詩の教養よりも、日本語の表現力がないとダメですね。
陶淵明「帰去来の辞」を、松下さんは「サア帰ルンダ フルサトヘ」と訳しています。
これだけだとわかりにくいと思いますが、なかなかすごいです。
みずみずしくて、なおかつ俗に流れすぎてもいません。
六十歳代でこういう戯訳をやっていたんだそうです。
う~ん。
これは知っている漢詩の方がずっとおもしろいです。
あれをどう訳してるんだろう。
で、ハマってると嬉しいです。
冒頭の井伏鱒二訳は于武陵「勧酒」です。
なんといっても井伏訳があまりにも名訳なので、さすがに松下訳も今ひとつに見えてしまいます。
と思って読んでいたら、井伏鱒二訳にネタ本があるという記述がありました。
あ、そうだったんだ。
いやあ、初めて知りました、面目ない。
井伏訳漢詩は『厄除け詩集』に17首載っているのですが、そのうちの始めの10首は、18世紀の俳人中島潜魚庵『唐詩選和訓』からの引き写しなんだそうです。
いやあ、ガックリ来るなあ。
まあ、<「サヨナラ」ダケガ人生ダ>は井伏さんのオリジナル訳らしいんで、不幸中の幸い。
一応于武陵「勧酒」の書き下し訳も書いておきます。
横書きなんで、漢文の先生に怒られそうですが。
酒を勧む 于武陵
君に勧む金屈巵
満酌辞するを須いず
花発けば風雨多く
人生別離足る
畑仕事を簡単に終えて、夕陽の撮影に出る。
いつもは千本公園というところに車を停めるのだが、今日は外港近くの港口公園。
結局堤防の上をいつもの方向へ歩いていって写真を撮った。
人が少なくて寂しい。
更新しました。
夕陽が好き![I Love Sunset!]
【追記】No.2
ふうっ、もちつき終了。
二升しかつかないので、あっという間に終わった。
詳細は翌日分日記にまわるのかな。
【追記】No.1
izumatsu氏よりビデオが届く。
大感激であります。
休みなので、安心してビデオを見ることができた。
驚いたのは、映像のグレードが低いこと。
悪い意味で言っているのではない。
どこぞの国営放送のように潤沢な資金を使って撮るのではなく、たとえば家庭用ビデオカメラに近いような機材で機動性を生かした、低予算制作の心意気のようなものを感じる。
先に本を読んでしまっているので、たとえば山平和彦さんの複雑な表情の意味がわかってしまっているのがやや残念ではある。
今夜にでもmpegに落としてみようと思っている。
年内の仕事もほとんどケリがついた。
明日の日曜日はお休みで、お餅をついたり、畑仕事をしたり。
まだ29日(月)と30日(火)にも仕事をするのだが、もう山場は越えたので、後片付けに近いです。
脱力。
今年どんな本を読んだかなということで、本館より蔵出しいたします。
追記はどうなるかわかりません。
【2003年2月11日付日録】
[「サヨナラ」ダケガ人生ダ]
今日はまだ2/9(日)です。
昨夜かなり雨が降っていたのですが、明けて快晴。
気温も上がり、「春が来た!」という感じの好日でした。
「ばあさんボケたぞ」という不安な連絡が入ったので、隣町へ見舞いに。
とにかく周りにold womenが多いので、暑さ寒さが厳しい時にはヒヤヒヤします。
行ってみれば心配したほどではなかったので、ちょい一安心。
持っていった見舞い品の数倍お土産を貰って帰ってきました。
なんとなく朝貢外交。
大島渚監督に『儀式』という映画がありましたな。
そんなに好きな映画でもないのですが、妙に思い出すんです。
冠婚葬祭の時にだけ会う親戚の人達。
私は宴席が苦手なので、長じてからもわりとお子ちゃま担当であります。
で、時の流れは頭ではわかっているつもりなのですが、ちびっ子のころに遊んでやったやつが、いきなりサラリーマンくさいおやじになって出てきたりするわけです。
儀式のウラシマ効果?
ちゃうちゃう、こっちもしっかり歳とってるんですなあ。
え~、今日も私の好きなやつ。
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
『「グッド・バイ」作者の言葉 』によればこうなる。
>唐詩選の五言絶句の中に、人生足別離の一句があり、私の或る先輩はこれを「サヨナラ」ダケガ人生ダ、と訳した。
「グッド・バイ」作者は森田童子じゃないよ、太宰治だよぉ。
「或る先輩」というのは『富嶽百景』なんかにも登場する、井伏鱒二さんです。
井伏鱒二さんはおもしろい小説をたくさん残していますが、『厄除け詩集』という詩集もありまして、これがいいんですわ。
その中で一番有名なのがこれですね。
薄いのに高い本だなあと思っていたのですが、文庫に入りました。
講談社文芸文庫、940-、やっぱちょっと高いですね。
高校の漢文の授業で習ったような有名な漢詩を、わかりやすい日本語に訳したものを漢詩戯訳と呼ぶんだそうです。
他の人のも読んでみたいと思っていたら、本屋さんで新刊の棚に並んでいました。
それが松下緑『漢詩七五訳に遊ぶ 「サヨナラ」ダケガ人生カ』(集英社 1500円+悪税)です。
帯に俵万智さんの名前が出ていたりするので、やっぱり女性の歌人なのかなあと思ったら、全然違いました。
1928年生まれで、日通総合研究所に勤めていた方だそうです。
97年に亡くなったそうですが、『湖畔吟遊』という個人誌に連載した漢詩戯訳からより抜いて一冊にまとめた本だということです。
漢文の授業というと、もうただただ眠いというような思い出しかないんです。
ああ、漢詩というのは、やたらにお酒の話が多くて、高校の授業でこれはいいのかと思ったものでした。
漢文をノートに横書きで書いていたのを見つかって怒られましたっけ。
でも、漢文の教師というキャラクターはわりと好きです。
イギリスあたりを舞台にした映画だと、ラテン語の教師ということになりますね。
シャバっ気がまるでないところがいいんでしょうな。
数学教師もそうなりそうな気がするんですが、こちらは大学入試を意識しまくりで、かえってシャバっ気が強かったりします。
今は違うと思いますが、昔の英語教師は漢文の教師みたいな人が多かったです。
ジェントルマンで、モームとかオーウェルとかを嬉しそうに語るんですわ。
今は英語屋になりさがって、おそらく高校の英語教師の知的水準は昔よりかなり落ちてると思いますよ。
すくなくとも、のどかな県のんびり市ではそうなってます。
あ、高橋和巳とか中島敦とか、中国文学・漢文文化から出た作家は好きだなあ。
で、まあこの漢詩戯訳ですが、かなりの教養がないとできないワザです。
漢詩の教養よりも、日本語の表現力がないとダメですね。
陶淵明「帰去来の辞」を、松下さんは「サア帰ルンダ フルサトヘ」と訳しています。
これだけだとわかりにくいと思いますが、なかなかすごいです。
みずみずしくて、なおかつ俗に流れすぎてもいません。
六十歳代でこういう戯訳をやっていたんだそうです。
う~ん。
これは知っている漢詩の方がずっとおもしろいです。
あれをどう訳してるんだろう。
で、ハマってると嬉しいです。
冒頭の井伏鱒二訳は于武陵「勧酒」です。
なんといっても井伏訳があまりにも名訳なので、さすがに松下訳も今ひとつに見えてしまいます。
と思って読んでいたら、井伏鱒二訳にネタ本があるという記述がありました。
あ、そうだったんだ。
いやあ、初めて知りました、面目ない。
井伏訳漢詩は『厄除け詩集』に17首載っているのですが、そのうちの始めの10首は、18世紀の俳人中島潜魚庵『唐詩選和訓』からの引き写しなんだそうです。
いやあ、ガックリ来るなあ。
まあ、<「サヨナラ」ダケガ人生ダ>は井伏さんのオリジナル訳らしいんで、不幸中の幸い。
一応于武陵「勧酒」の書き下し訳も書いておきます。
横書きなんで、漢文の先生に怒られそうですが。
酒を勧む 于武陵
君に勧む金屈巵
満酌辞するを須いず
花発けば風雨多く
人生別離足る
2003-12-28 00:00
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コメント(22)
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TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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この言葉好きなんですよね。
でも自分には一番難しい事だと思ってます。サヨナラするの下手なのです。だから憧れるのかな?
思わず2冊とも注文してしまったぞ~。
そう言えば「サヨナライツカ」という元ロックシンガー(中山美穂の旦那、名前が出ない)が書いた本があって、題名に惹かれて買ったけど、あれはちと男に身勝手過ぎる本でした。
by Dr.悠々 (2003-12-28 02:00)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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Dr.悠々さん、こんばんは♪
>この言葉好きなんですよね。
いいですよね。
海援隊がなにかの曲でこの言葉を使ってました。
う~ん、曲名失念。
歌う前に朗読するのです。
>でも自分には一番難しい事だと思ってます。サヨナラするの下手なのです。だから憧れるのかな?
私も人との別れが大の苦手です。
>思わず2冊とも注文してしまったぞ~。
ありがとうございます。
あれ、違うか。
でも嬉しいです。
>そう言えば「サヨナライツカ」という元ロックシンガー(中山美穂の旦那、名前が出ない)が書いた本があって、題名に惹かれて買ったけど、あれはちと男に身勝手過ぎる本でした。
ああ、はい。
あの方の本は読む気にならないのです。
申し訳ございません、未読です。
「セーラー服と機関銃」「夢の途中」もいいですね。
あの歌が流行ったころ、苦手な別れがありました。
「きすぎたかお」に「る」をくっつけると、「すぎたかおる」と重なります。
明星学園中等部に通っているころの杉田かおるさんをよくみかけました。
本当にかわいかったです。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 02:16)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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こんばんは♪
>第二次大戦中、ジュディ・ガーランドは慰問先で何度も歌った。
自分の家に帰りたい、故郷に帰りたいという兵士たちの気持ちを歌った。
「虹の彼方に」平和が訪れる、いい時代がやってくる。
ただし、歌の最後は「Why can’t I?」
なぜできないの?
カキコしてくださってから聴きなおしてます
教えてくれてありがとうです♪
また違って聴こえてきますね
アッと驚く為五郎じゃなくって~
横レス失礼します
来生たかおのCDを持っていまして「サヨナラは~」は大好きな曲です
お姉さんである悦子さんも歌っているのかなと思ってぼそぼそ話してすみません(・・ゞ
ではです
by シャケ缶1228 (2003-12-28 02:21)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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シャケ缶1228さん、わざわざ御来館いただきありがとうございます。
ジュディ・ガーランドはこの歌のおかげで永遠にアメリカの夢と共に生き続けることになったのですが、同時にこの歌の犠牲者でもあったようですね。
番組のリピートがあったら、ぜひご覧になるとよろしいです。
悦子さんはたぶん歌っていないと思うのですが。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 02:47)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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幻泉館 主人さんへ
>わざわざ御来館いただきありがとうございます。
いえいえ来ていただいてそのままでは
>ジュディ・ガーランドはこの歌のおかげで永遠にアメリカの夢と共に生き続けることになったのですが、同時にこの歌の犠牲者でもあったようですね。
番組のリピートがあったら、ぜひご覧になるとよろしいです。
見てみたいですね
>悦子さんはたぶん歌っていないと思うのですが。
なるほど
そうそう見てきましたよ
>ドラマ仕立てになっている
それはつじつまあわせで納得行かなかったんですね
オブラートにつつんで
何故か違うものをくっつけちゃったのが
噛み切れなかったんですね(^^;
うががっ
おやすみなさい(笑)
by シャケ缶1228 (2003-12-28 03:15)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
PASS:
あのシリーズは多少当たり外れがあるのですが、普通のテレビ番組に比べると、おそろしく水準が高いと思います。
お勧めでございます。
あら、もうこんな時間になってしまった。
おやすみなさい~☆
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 03:26)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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昨日はありがとうございました。
薬がきいてるようでなんとか
元気です。
それにしてもタイミングわるすぎます。
せめて旦那がいた金曜の夕方に具合が悪くなれば風邪薬ひとつくらいかってきてもらえたものを。
年末年始たのしくお迎えください。
by pglove (2003-12-28 13:25)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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pgloveさん、こんにちは♪
独りでは心細いですね。
ゆっくりやすんでください。
よいお年を。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 13:53)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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本当にいろんな本を読むのですね。
私は今、桐野夏生さんの『グロテスク』読んでいます。なんだかんだいってベストセラー買ってしまいました。さすがに面白いですわ。
自分も一歩間違えれば「こんな部分あるかも」というギリギリの線がわくわくするのでしょうね。
そして餅つき。
小学生の時以来・・・その光景すら見ていないので懐かしいです。いいですね。
ただ、私は雑煮の餅が食べられません。焼いたり団子はすきなのですが、どうしてもあの汁の中にどろっと溶けたように浮かんでいる餅が・・・苦手なのです。不思議がられます。
正月早々、陽水さんのライブ、「もどり道」買うかもしれません。「人生が二度あるならば」これが気になっています。そんなことを振り返る年齢でもないのですが・・・
ではでは、よき年末をお過ごしください。
風邪をひかないように・・・
サーズと狂牛病にも気をつけましょ。
年末はイノキとサップも待っているわ。
by じゃんばらや5933 (2003-12-28 13:57)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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じゃんばらや5933さん、こんにちは♪
>本当にいろんな本を読むのですね。
今はちょっと桐野夏生さんを読む気力はないかな。
もうちょっと元気な時に読みたいです。
>そして餅つき。
明日分の日付の日録でちょっとだけ雰囲気をお伝えいたしましょう。
変質者、違う、変人なので、どろっとしたお雑煮が好きなのよ。
ふぉっふぉっふぉ。
>正月早々、陽水さんのライブ、「もどり道」買うかもしれません。「人生が二度あるならば」これが気になっています。そんなことを振り返る年齢でもないのですが・・・
『もどり道』はいいですよ~。
ブレイクする前に観にいったコンサートがよく似た感じでした。
「いつのまにか少女は」、胸がキュンとします。
>ではでは、よき年末をお過ごしください。
はい、よい年末を♪
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 14:09)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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うっすら横。
でも、一時(高校生のころ)太宰治が滅茶苦茶すきでしたね。前自分のとこにも書いたんですけど、昔は青春の勘違いで、
ああ。あたしこんなにもこのヒトの事がわかる。どうしてこんなにこのヒトの書くことが胸に沁みて分かっちゃうの? こんなに彼に共感できるのあたししかいないわ。
まで思ってたんですよね。図々しくも(笑)。
したら、人間大学のシリーズで太宰やってたときに、長部日出雄が、若いときやっぱり同じように思ってて。したら、彼の友人が
桜桃忌にいくようなやつよりも、俺の方がよっぽど太宰を分かってる。俺ほど共感してるやつはいない。
っていってるのを聞いて、あ、皆そう思ってたんだ。って気がついた。っていってるのを見て、
あ、皆そう思ってるのか~。
と、私も気が付いた次第(笑)。三重構造。
でも、よく考えると皆にそう思わせちゃうところが彼のすごいところなんだな~。
太宰っていうと人間失格のイメージばっかり先行しちゃって、暗い私小説家。って風にとらえられがちだけど、新ハムレットとか、ろまん灯篭とか他の作品でも色々読んでると、本当にウマイ、面白い(あははは、っていう面白さじゃなくて)。ウィットにとんだ、う~ん。なんていうのかな、サービス精神(作家としての)にも富んだ作家だと思います。
特に女性一人称を使ったり、古典に材を取った作品はスゴイ。女の決闘とかね。
物思う葦なんて一時バイブルでした。
井伏鱒二は、私が持ってたドリトル先生シリーズを訳してて、長じてから気が付いてびっくりしました。
厄除け詩集にしても言葉の使い方がスゴイ。痒いところに手が届くような言葉を使いこなすヒトだ(笑 意味不明)。
同じ人間大学のシリーズで大江健三郎が、かきつばたを取り上げてその普遍性について語っていたな~。
by isemari (2003-12-28 15:48)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
PASS:
isemariさん、こんにちは♪
>痒いところに手が届くような言葉を使いこなすヒトだ
賛成です。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 15:51)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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横レス
>今はちょっと桐野夏生さんを読む気力はないかな。
もうちょっと元気な時に読みたいです。
桐野夏生の「光源」ってひじょおに好きだけど、読後の疲労が激しかった…。出てくるヒトのアクが強くて、そのアクが強いヒトたちの心のひだをかき分けてこれでもか、これでもかと、見せられた日にゃあ…。ので、いまだに元気な日しか読めない。
by isemari (2003-12-28 16:05)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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でしょ?
読んだ後のダメージが大きいんです。
おもしろいけど。
今は体力温存モードなんで、ちょっとキツイです。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 17:28)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
PASS:
この前文語体について書きながら漢詩のことを思っていました。ありがと、読んでみます。
by yitiko (2003-12-28 17:33)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
PASS:
「ナミナミ・ツガシテ」
がね、
「ミナ・ミツガシテ」
に見えて、えぇーーーーーーーーっ?@@?
って思った、変なワタシ。
いいですねぇ、手作りのお餅。
ウチはおばあちゃんが10年前に亡くなってから、
滋賀のばあちゃんの実家から、
お餅、届かなくなりました。
by gabby03 (2003-12-28 17:50)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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yitikoさん、こんにちは♪
>この前文語体について書きながら漢詩のことを思っていました。ありがと、読んでみます。
漢文体の日本語は硬質で気持ちが良いのですが、同時に危険なものを感じます。
鉄幹と晶子のことを書いた時に少し触れておりますので、よろしかったらご覧ください。
と、また自己宣伝。
<small> <a href="http://plaza.rakuten.co.jp/gensenkan/diaryold/20031018/" target="_blank">http://plaza.rakuten.co.jp/gensenkan/diaryold/20031018/</a></small>
タイトルが『アグネス・チャン「ひなげしの花」』だもんなあ。
大陸浪人的ロマンが出てくるとは誰も思わないわな。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 18:14)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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gabby03さん、こんにちは♪
>「ナミナミ・ツガシテ」
がね、
「ミナ・ミツガシテ」
に見えて、えぇーーーーーーーーっ?@@?
って思った、変なワタシ。
いいですね、それ。
言ってみたいです。
問題はそれを言う相手がいないことだけです。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 18:17)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
SECRET: 0
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幻ちゃん、こんばんにゃぁ。
スキャナーで画像をアップしようと夕方からトライしましたがうまくいきませんでした。がっくり。
人のパソコンから掲示板へのアクセスもだめでした。なぜって、キーボードがいかれているのでしょうか、[~]が出ないのよ。たたいても、たたいても、このキーだけが出ないの。アドレスが入力できません。がっくり。
by chappi (2003-12-28 21:27)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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chappiさん、こばんにゃん♪
たぶんキーボードは壊れていません。
その記号は[SHIFT]キーを押しながら、[^]を押してみてください。上段[-]の右側ね。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 21:33)
TITLE: Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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幻泉館 主人さん
またまたこんばんわん。
wordにアドレスを書いてそれをフロッピー・ディスクに保存してそれをもっていってアクセスしました。
キーボード、そういうからくりだったのね。なーんだ。
でも画像はだめでした。「手の置き方が悪い」とかでスキャンしてくれないの。明日またやってみまする。
by chappi (2003-12-28 22:34)
TITLE: Re:Re:「サヨナラ」ダケガ人生ダ(12/28)
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PASS:
う~む、難しい。
>「手の置き方が悪い」とかでスキャンしてくれないの。
きっと流派が違うのでしょう。
なんのことかさっぱりわかりません。
by 幻泉館 主人 (2003-12-28 22:40)