SSブログ

中島みゆき「まつりばやし」(1977年) [音楽]

【さらにさらに追記】

あら、タイトル曲に全然触れてなかったわ。

「まつりばやし」は、今となっては初期とされる中島みゆきさんの曲です。

アルバム『あ・り・が・と・う』(1977年)に収録。

なにげない情景描写で始まるのですが、それがもう取り戻せない風景なのだということがわかります。

亡父君との思い出を歌ったものだそうです。



 ♪ 私のところへは まつりばやしは

 ♪ 二度と来ないような気がするよ

 ♪ もう紅い花が揺れても

 ♪ もう紅い花が揺れても






【さらに追記】

mae_coさんのところで「色占い」というのをみかけたので、やってみた。

普段はこういうことをしないのだが、なんだか気晴らしがしたかったのです。

質問に答えていくとつぎのような怪しい診断を下してくれます。



そうよ、あたしは天使よ♪



-------------------------------------

Answer_File_No.7 Ver.2.01【色占い結果】

あなたの心の色は下記の通りです

あなたの心の色:白

あなたのタイプ:奇跡の天使

 

- あなたの心の色の特徴 -

あなたの心の色は、白です。

この色の特徴は...

* 心が清く、やさしい

* 人を信用し、疑うことを知らない

* だまされやすい

* 欲がない

* 嘘をつかない、つけない

* ポーカーフェイスが出来ない

* 自分の世界に引きこもる

あなたは、現代社会では珍しい、清い心の持ち主です。さらに、誰に対しても優しく、欲深くないという天使のような人格の持ち主です。ただし、そんな世間離れした考えの持ち主であるがゆえに、空想にふけり自分の殻に引きこもる傾向があります。

現代社会において、人を疑うことを知らないあなたは、詐欺行為の絶好の的となってしまいます。さらに、誰かに利用されていることにも気付かない可哀相な人です。あなたは人生において、金銭的には恵まれていないかもしれませんが、あなたにとってはそんな事は問題とならないでしょう。

 

- あなたの心の数値レベル -

積極性

★★★★★★★

35 %



論理的計算性

★★★★★★★★★★★★

60 %



協調性

★★★★★★★★★★★★

60 %



やさしさ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

100 %



野心度

0 %



お金への執着度

★★★★★★★★

40 %



恋愛積極性

★★★★★★★★★★★★

60 %



現実逃避性

★★

10 %

 

- あなたが適している職種 -

* 宗教家、住職

* 医療、看護関係

* 福祉、ボランティア関係

* 動物園の飼育係

* SF作家

* 世紀末救世主伝説



- あなたの対人関係 -

 あなたは、他人を引き付ける強力な魅力を持つ人です。その為、誰からも愛され、親しみを持って接しられます。ただし、あなたのその魅力が強ければ強いほど、それに対して反抗心を抱く人間も現れます。

 あなたは、人生において得をする場面よりも、損をする場面が多々あります。しかし、周囲の人間に助けられる場面にも多く遭遇するでしょう。 あなたの周囲に対し頼れる存在であり、頼られる存在です。

 あなたは、恋愛において惜しみなく相手に愛情をささげるでしょう。あなたは、どんな相手に対してもすばらしい恋愛が出来ます。しかし、その結末はあなたを悲しませるものが多いでしょう。なぜなら、あなたの愛情が時として重荷になってしまうからです。

 そんなあなたの理想の恋愛相手は、自分と同類の人間です。お互いに惜しみない愛情をささげ合うことで、永遠の愛を誓えることでしょう。



- あなたを引き立たせる色 -

  あなたを引き立たせる色は、ずばり白です。あなたの心の色と同じ色は、よりあなたを輝かせることでしょう。その姿は、まさに地上に舞い降りた天使そのものです。

 また、アクセサリー等は身につけない方が良いと思われます。アクセサリーなど無くても、あなたは十分魅力的な内面を持っていますから。



-------------------------------------



【追記】

風邪をひいた後でいけないのは、キャンディなど買う癖がついてしまうことですな。

今回はコンビニに寄るたびに「季節限定商品 ココア ミルキー」なんぞ買ってしまう。

さすがに一袋全部食べるのは気がひけるので、周りにいた人にほいほい配ってしまう。

そして翌日、そんなことをすっかり忘れてまた買ってしまう。

明日はやめよう。



ミルキーを包んでいる紙だが、これにペコちゃんの顔が10個、切れない完全な形であるとラッキーだという話。

「ココア ミルキー」の場合は、結構10個印刷されている。

普通のミルキーより少し顔が小さいのかしらん。

やっぱりこれではありがたみが減るようだ。






地元の神社祭礼。

冷たい雨が降っている。



あの夜は、実はこの祭りの夜だった。

やっぱり冷たい雨が降っていた。

昼間は空が真っ黒に曇っていたが、夜になって冷たい雨に変わったのだ。



夜遅く帰宅すると、留守番電話にナオコの声が入っていた。

帰宅直前にかかってきた電話のようだ。

いつもと違い、とてもか細い声で聞き取りにくい。

「昨夜泥棒に入られました。警察の取り調べから帰ったところです。電話ください。」



空き巣に入られただけでこんな時間になるはずがない。

瞬時に最悪の物語が頭に浮かび、そしてそれがだいたい当たっていることが予想できた。

どうしようか。

電車はもうない。

かなりの距離だが、タクシーをとばして行けないこともない。

それよりも、電話をかけて現実と直面するのが恐かった。

すぐには電話をかけることができず、一瞬躊躇した。



闇の中で独り震えているナオコの姿が頭に浮かんだ。

僕が電話をかけなければならない。

それは他の誰にもできないことなのだ。

ほんの数秒が、とてつもなく長く感じられた。



電話をかけると、ナオコはすぐに出た。

留守電に入れた言葉を繰り返すだけなので、言葉を選んでなるべくゆっくりと質問する。

遠回しな言葉の支離滅裂な内容を整理して、事実を確認する。

深夜包丁を持った賊がアパートの部屋に侵入し、朝まで監禁されていたのである。

男が眠った隙に逃げ出して、近くの家に助けを求めた。

そして警察がやってきて、眠っている男を逮捕した。

警察での調書の作成、部屋での現場検証、婦人科での診察。

夕方部屋に戻り、とにかくめちゃくちゃに掃除をして、その後ずっと僕に電話をかけていたらしい。

まだ携帯電話の時代ではない。



すぐに行こうかと言うと、独りになるのが恐いので明るくなるまで電話の相手をしていてほしいと言う。

僕は始発電車の出る時間まで、ずっと受話器を握りしめていた。

明るい話などできるはずもない。

結局朝までかけて、一日のうちに起きたことの詳細を聞いてあげただけである。



引っ越しが決まって部屋へ案内された時、行き止まりの突き当たりにあるアパートで、二階の奥なので心配したことを思い出した。

入り口が道から完全に死角に入っている。

鍵は必ず二つ掛けろよなどと忠告した覚えがある。

あの部屋。

人に会うのが恐いが、部屋に独りでいるのも恐いというので、なんとか駅まで出てくるように言った。

ナオコの暮らす町に、こんなに暗い気持ちで出かけるのは初めてのことだった。



2003nov12





幻泉館 リンク用バナー



nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 6

ジョンリーフッカー

TITLE: Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11/30)
SECRET: 0
PASS:

ミーハーな所があって工藤静香の「黄砂に吹かれて」
カラオケで歌おうと思って聴いていたら、なんと詩が中島みゆきじゃありませんか。
なんか、凄い発見したような気分になりました。

今日の日記の後半、これってなんかとっても怖い話ですね。
プカプカは友人が結婚式の時ギターで演奏していました。何故かカラオケバージョンは最初に変な伴奏が入っていて歌いにくいんです。名曲です。
by ジョンリーフッカー (2003-11-30 07:48) 

幻泉館 主人

TITLE: Re:Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11/30)
SECRET: 0
PASS:

ジョンリーフッカーさん、こんにちは♪
カラオケはまるでだめお君(死語)なんでよくわかっていないのですが、そうか、「黄砂に吹かれて」は工藤静香の曲扱いなんですね。
中島みゆきさんのPVでは、モンゴル人の家族写真といった雰囲気の映像が印象的です。
「EAST ASIA」や夜会の「金環食」といったあたりが、中島作品の頂点ではないかと、私は考えております。
(偉そうに言ってますな、あたし。)

> 今日の日記の後半、これってなんかとっても怖い話ですね。

とても怖いのですが、ごく普通によくある事件なんだそうです。
刑が意外に軽かったりするのも驚きでした。
by 幻泉館 主人 (2003-11-30 08:10) 

Dr.悠々

TITLE: Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11
SECRET: 0
PASS:

幻泉館さんの日記も、ライブと同じで次々に書き足されるんですね。
日記内容と関係ないけど、追記する場合は、後ろよりも冒頭に置いた方が、トップページで見えるから、みんなが読んでくれますよね、と改めて納得。
ちなみに、僕が一番凄いと思う中島みゆきの歌は「船を出すのなら9月」です。
by Dr.悠々 (2003-11-30 13:41) 

幻泉館 主人

TITLE: Re:Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11
SECRET: 0
PASS:

Dr.悠々さん、こんにちは♪
実はこっそり末尾に追記している時もあります。
打ち間違いが多いので、それもちょこちょこ直してます。

> 僕が一番凄いと思う中島みゆきの歌は「船を出すのなら9月」です。

凄い曲ですね。
前に書いたのですが、今私が夜中にギターを弾きながら歌うことが多いのは「時は流れて」です。
「まつりばやし」と同じくやはりアルバム『あ・り・が・と・う』(1977年)に入っている、最後のクライマックス曲です。
by 幻泉館 主人 (2003-11-30 14:23) 

じゃんばらや5933

TITLE: Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11/30)
SECRET: 0
PASS:

中島みゆきのアルバムは、「歌でしか言えない」と、「時代」をもっています。

↓を見ていて『あ・り・が・と・う』が気になりました。

慟哭は、やはり工藤静香やなくて彼女の歌ですね。
by じゃんばらや5933 (2003-11-30 14:43) 

幻泉館 主人

TITLE: Re:Re:中島みゆき「まつりばやし」(1977年)(11/30)
SECRET: 0
PASS:

じゃんばらや5933さん、こんにちは♪

>中島みゆきのアルバムは、「歌でしか言えない」と、「時代」をもっています。

『歌でしか言えない』(1991年)に入っている「永久欠番」。
これは父の死と重なって、聞くとちょっとキてしまいます。
by 幻泉館 主人 (2003-11-30 14:51) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。