さあ飛べ、 生首！ [書籍と雑誌]
辺見庸さんの詩文集『生首』が届いた。
Amzon.co.jpだと品切れ扱いで、マーケットプレイスで「2,866より」という値付けがあるが、楽天ブックスだと「在庫あり(1～2日以内に発送予定)（残りあと14個）」となっている。
こりゃ増刷かからないのかな？
『美と破局』の中に「詩篇」として掲載されているものが17篇。
『私とマリオ・ジャコメッリ』に掲載されたものが2篇。
他はまったく初めて読むものだった。
巻末に書き下ろしが7篇あるのだが、最後から二番目が大道寺将司さんのことを書いているものだった。
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そのかみ、荒川鉄橋上でヒロヒトを爆砕しようと企てたおとこ、入ってくるなり前かがみになって、まるごと吸いとるようにおれを見た。
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一九七四年八月十四日にうごめいた夜陰の底の歴史。ついにかからなかった虹。
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実行されることのなかった虹作戦だ。
シャラーモフの名前が出てくるのだが、おっと、『極北 コルィマ物語』は品切れ本だ。
Amazon.co.jpのマーケットプレイスで「￥6,454より」。
残念。
→Wikipedia : 東アジア反日武装戦線
→生首
→極北 コルィマ物語
タグ：辺見庸
こんばんぎゃ～♪
あんまり飛んできてほしくないです。
シュークリームとかやったらいいけど。
by おそるおそる丼 (2011-02-22 21:59)
おそるおそる丼さん、こんばんあ～れ～♪
「こんばんぎゃ～♪」って、いきなりふんづけられた猫みたいですね。
by 幻泉館主人 (2011-02-22 23:23)