朝日ジャーナル別冊 1989-2009 [書籍と雑誌]
本屋さんで「朝日ジャーナル」を見かけたので、ほいっと買った。
正確には「朝日ジャーナル別冊 1989-2009 時代の終焉と新たな幕開け 希望の思想はどこにあるのか?」。
どれがタイトルなのかよくわからない。
四月に出たのは「朝日ジャーナル別冊」ではなくて、「週刊朝日 緊急増刊」。
中綴じということもあって、週刊誌の雰囲気がよく出ていた。
今回の別冊は、ベルリンの壁崩壊から二十年ということで出したらしい。
表紙裏(表2)の広告は週刊金曜日。
週刊金曜日の発刊は1993年。
懐かしい久野収さんの「『週刊金曜日』の発刊に寄せて」が掲載されている。
1989年。
ベルリンの壁が壊された年。
昭和が終わった年。
今から二十年前。
そうだ、東京で失業者をしていたんだ。
明日がどうなるのかわからない。
どうやって何を食べれるのか、それが大問題だった。
でも、なんとかなるだろうと暢気に構えていた。
結局パソコン通信で編集プロダクションの仕事を貰って食いつないだのだ。
もちろん朝日ジャーナルなど買えなかった。
図書館で読んでいたのだろう。
そうそう、憎むべき消費税が始まった年でもある。
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