SSブログ

人の血をすうダニ [反戦]



千本浜 2009年5月26日


朝日新聞夕刊掲載の「ニッポン人脈記」は「大逆事件残照」。

 →asahi.com: ニッポン人脈記

連載8回目の今日(5/28)は、ブリキ缶で爆裂弾を作った宮下太吉と、宮下に大きな影響を与えたとされる内山愚堂の話だ。

自分で活字を組んで秘密出版を始めた愚堂が最初に作ったのは、「無政府共産--小作人ハナゼ苦シイカ」。

「なぜにおまいは、貧乏する。ワケをしらずば、きかしやうか。天子金もち、大地主。人の血をすふ、ダニがおる」

刑死した愚堂を、曹洞宗の宗門は僧籍を剥奪して永久追放した。
それから83年後の1993年、曹洞宗は処分を取り消し、愚堂の名誉回復をする。
処刑された時、内山愚堂はまだ36歳だった。

愚堂を駆り立てた直接のきっかけは、日露戦争の戦死家族の哀れだったという。

 →大逆事件 大逆罪・爆発物取締罰則弾圧による国家テロリズム


9条を殺すな!

幻泉館 リンク用バナー

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

六曜社裁判員拒否のすすめ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。