字統 [書籍と雑誌]
まさかのKY(漢字読めない)首相のおかげで漢字本特需があったそうだ。
今でも本屋さんでは平積みになってるけど、そろそろブームも終わりかね。
あの漢検も化けの皮が剥がれて大笑い。
どうして年末のに清水寺で「今年の漢字」一文字を発表するのかと思ったら、あそこのお坊さんが協会の理事なんですね。
漢字検定協会に関しては、ニュース検索でいくらでも怪しい話が出てきます。
まあ、魯迅も指摘したように、漢字は階級制度を維持するのに利用されてきた長い歴史があるのだから、利権としては今もおいしいんだろうねえ。
そうそう、評論家池内ひろ美さんは、よほど漢字がお得意なんだろうな。
→幻泉館日録:自動車絶望工場
平積みの漢字本を眺めていたら、漢字がかわいそうだなと思った。
白川静さんの本を読まないと。
『字統』(1984年)、『字訓』(1987年)、『字通』(1996年)の三部作というのは、ずっと気になっている、あこがれの本。
いつか読みたいものだなあ。
とりあえず『字統』買っちまうか。
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