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子どもの替え歌傑作集 [書籍と雑誌]


子どもの替え歌傑作集 (平凡社ライブラリー)


前から気になっていた本。
冒頭の「リパブリック讃歌」替え歌がすごい。
こんなにあったのかという、実はおなじみの歌がいろいろ。

「現代わらべ唄の一つとして」「網羅的に記録」することを目指した本なので、二十世紀少年として私が歌った替え歌もたくさん載っている。
ああ、歴史になってしまったのかという感じ。

そして、原著あとがきが驚きなのです。

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 その意味で、残念ながら本文には収録できなかったが、ぜひ記録しておきたい歌詞がある。あとで述べる著作権・人格権の関係で、元歌の歌詞はもちろん、作詞家・作曲家の名前も出せないが、唱歌の替え歌で。四種のバリエーションがある。
 
(一)
 朝の四時ごろ 弁当箱さげて
 うちを出ていく おやじの姿
 靴は底抜け 地下足袋はいて
 帽子も底抜け 顔は百ワット
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そう、あの「朝の四時ごろ」。
実際はその四種のバリエーションが四種とも載っています。

他の著作物と違い、歌詞の場合は、著作権や作品の人格権を侵害していると看做すハードルが高いようなのです。
つまり、替え歌の研究は非常に厳しい状況にあるのだそうです。
これは納得できませんな。

 →幻泉館日録:朝の四時ごろ


9条を殺すな!

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