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風に吹かれて #4 [音楽]

千本浜 2008年3月6日

数年前に録画したNHK BS-2『「風に吹かれて」~ 国境と時代を越えた替え歌 ~』のビデオが出てきたので、DVD-Rにダビングした。
懐かしいな。

 →幻泉館日録:風に吹かれて

 →幻泉館日録:風に吹かれて #2

 →幻泉館日録:風に吹かれて #3

 →幻泉館日録:戦争と生きる 反戦歌史抄 #1

 →幻泉館日録:風に吹かれている

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #2

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #3

 →幻泉館日録:風に吹かれてみたいから #3

幻泉館日録の過去エントリー「風に吹かれて」を検索すると、ずいぶんたくさんヒットする。
もっとたくさんあるのだが、とりあえず関連エントリーは上記リンク先かしら。

スーズ・ロトロに連れられて公民権運動の真っ只中に飛び込んだディランの感想がこの歌なんですな。
運動を正しいものだと思いながらも、ディランは何か場違いな違和感を抱いていたのではないかと思います。
そして歌詞を思い切り抽象化したから、PP&Mや他の替え歌の大ヒットとなったのでしょう。

ディランの「風に吹かれて」を聴くと、いつも啄木を思い出します。

 →ココアのひと匙/石川啄木
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はてしなき議論の後の
冷めたるココアのひと匙を啜りて、
そのうすにがき舌触りに、
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。
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 →はてしなき議論の後/石川啄木
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されど、なほ、誰一人、握りしめたる拳に卓をたたきて、
‘V NAROD !’と叫び出づるものなし。
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そういえば、私が中学生の頃に五木寛之さんの『風に吹かれて』というエッセイ集がベストセラーになりました。

高校入試の時に文庫本を持っていって、面接の待ち時間にパラパラ読んでいたら、高校の先生はそれは何ですかと見に来たのを覚えています。
本の内容を確認してふむふむと何か納得して歩いていきましたが、何がふむふむだったんでしょう。

入学後に化学の先生だったのだとわかりました。
作家の石川達三さんのような風貌でちょっと恐そうに見えるのですが、ハスキーな声の優しい先生でした。
体育の授業の後、特にプールで水泳をした後だと、完全に熟睡してしまいましたっけ。


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