オバケのQ太郎 [書籍と雑誌]
こども時代を幸せに過ごすことができて本当に良かったと、おっ母さんや亡き親父様には感謝している。
昔は良かったとは言わないが、皆が貧しかった頃を少し知っていて、豊かになっていく過程を経験しながら、成長したのも良かったなあと思う。
テレビが本当におもしろかったのは、白黒テレビの時代だと思う。
それは新しいものを創り出していく過程だった。
カラーテレビという言葉を知った時、その実態が理解できなかった。
同年齢の「&」氏も、同じことを言っていた。
「カラーテレビってさあ、なんとなく画面全体に色が付いていると思ってたんだよね」
そう、身近な映像は、モノトーンだった。
マンガ雑誌に読み物記事があって、それが2色刷りだった。
カラーテレビの映像もその程度だと思っていた。
だから、初めてカラーテレビを見たとき、まるで映画館で見る映画のようにちゃんと総天然色で驚いたのだ。
今の若者には、むしろ想像できないことだろう。
カラーテレビも死語だものなあ。
ウルトラQは予告の番組CMに胸をときめかせた。
ガラダマ・ガラモン!
サンデーのオバQ、テレビでやるんだって!
思い出はみんな白黒だ。
私の通っていた小学校では、七夕祭りが大きな行事だった。
なぜかクラスごとに扮装して、運動場を練り歩く。
今年はマンガの登場人物で行きますという時、オバQをやった。
違う、私はP子になったんだ。
うちではシーツを潰してくれたのではなかったか。
そうだ、デパートの食堂へ行くのが贅沢だった時代。
お子様ランチのおまけでQ太郎の人形を貰ってうれしかった。
なんとなく検索して驚いた。
あのオバQが、今は読めないのだという。
→Wikipedia: オバケのQ太郎
藤子不二雄さんが小学館で連載したマンガが読めなくなるとは思わなかった。
封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで (だいわ文庫 F 66-2)
- 作者: 安藤 健二
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 文庫
封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫 F 66-1)
- 作者: 安藤 健二
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
お早うございます。
同年代の人たちと会って、TVの事を話すと・・・・
僕等の世代はアメリカのホーム・ドラマです。
うちのパパは世界一 パパは何でも知っている ビーバーちゃん等々。
題名は間違っているかも知れません。
流線型の冷蔵庫 大きなガラス瓶の牛乳 スーツ姿のパパ?
我が亡父は職人で、作業着に草履 禿頭にはハンチング 丸めがね
背が小さかったから・・・かな?
アメリカと言う国、キョッとすることは多々有りますが・・・
いつまでたっても憧れはなくなりません。
貧しかった? あの頃ですが・・・。でも、今考えると貧しいしとは、あまり感じていませんでしたね(チョツトは感じていましたが。)、
皆同じような生活ラベル?でしたから。
by holy-ghost (2008-03-08 09:59)
holy-ghostさん、こんにちは♪
当時はアメリカのドラマがゴールデンタイムに放映されてましたね。
「ルーシー・ショー」は、ルーシーにお金がないという設定でも、とても裕福に見えました。
彼の国に対する憧れと反発は、共に当時の日本人の方が大きかったのでしょうね。
by 幻泉館主人 (2008-03-08 10:53)