ホビットの冒険 [書籍と雑誌]
NHK衛星放送では、昨夜の『野いちご』から引き続き、ベルイマンの映画をいくつか放映してくれるようだ。
ひととおり録画しておこう。
ちょっと調べたいことがあったので、家にあるはずの『ホビットの冒険』を探した。
ない。
やっぱりない。
いや、そんなはずはない。
どこかにある。
あるはずなのだが、どこだかわからない。
探している時間がないので、もう一冊買うことにした。
行方不明なのは岩波少年文庫版。
別の訳を買う手もあったが、結局「トールキン自身の手になる印象的な装画・カラー口絵・挿絵を生かしたエディション」と銘打った、岩波書店の「オリジナル版」を買ってみた。
「原書初版のカバーには,当時の出版事情により青・緑・黒の3色しか使われていないが,近年イギリスの版元は,トールキンの本来の希望を生かして,太陽(表面)と竜(裏面)に赤を用いている。」
なるほど。
> 地面の穴のなかに,ひとりのホビットが住んでいました。
すっと感情移入できる。
たまに読むと、こういうのもいいな。
夕方になると、穴を抜け出て夕陽を見に行くんだよ。
それで何を思い出すというんじゃない。
ただお日様が海に沈んでいくのを眺めているだけ。
それで胸がいっぱいになるのさ。
The Hobbit : The Enchanting Prelude to The Lord of the Rings
- 作者: J. R. R. Tolkien
- 出版社/メーカー: Ballantine Books (Mm)
- 発売日: 1992/01
- メディア: マスマーケット
コメント 0