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禁じられた恋 [音楽]


月曜日から土曜日まで、NHKの連続テレビ小説「芋たこなんきん」を録画しておいて、夜中に見ました。
大塚まさじさんが見たかったんです。

これは一週間ずつお話が完結するんですね。
今週は「禁じられても…」という副題が付いていました。
森山良子さんが歌って大ヒットした「禁じられた恋」の歌い出しです。

 →禁じられた恋 森山良子 歌詞&MIDI

幻泉館本館のブログに「なも」さんがコメントをつけてくださいました。

 →なんだいべ:芋たこなんきん

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自分でも「おや?」と思ったのは,「友よ」よりも「I shall be released」よりも,「禁じられた恋」で一番あのころの気持ちが思い起こされたことでした。あの曲調が,まさに当時深夜放送を聞いていたときの雰囲気なのです。
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そうなんです。
私もそう感じました。

「禁じられた恋」は1969年の曲です。
『中1コース』という学習雑誌の別冊付録に付いていた楽譜集にこの曲が入っていました。
ギターを買ってもらって最初の頃に練習して歌った曲の一つが、この「禁じられた恋」でした。
レコードは持っていなかったので、ラジオで聴いたのでしょう。

当時、私の周囲で学習塾に通っている友人はほとんどいませんでした。
そういうところに通うのは、なんだかかっこ悪いことでした。

その代わり、学習雑誌を買ってもらうことがありました。
旺文社と学研から、それぞれ『高1時代』『高1コース』といった、学年別の学習誌が出ていたのです。
今でも受験生向けの『蛍雪時代』だけは出ていますね。

多少は勉強の役に立つこともありましたが、そういう大義名分で買ってもらい、中に載っている記事から大いに大衆文化を摂取しました。

本屋さんでギターの教則本を探すと、「湯の町エレジー」が練習曲だったりした時代です。
この付録はとてもありがたかったです。

 →湯の町エレジー 歌詞&歌

「禁じられた恋」は作詞が山上路夫さんで、作曲が三木たかしさん。
当時はフォークソングだと思っていましたが、歌謡曲の雰囲気がする流行歌ですね。

岡林信康さんのレコードを聴いたのは、それから少し経ってから。
友だちのお兄さんの所有物を、頼んで一晩だけ貸してもらったのです。

 → 岡林信康「アメリカちゃん」(1969年)

ところで最近「禁じられた……」をどこかで見たと思っていたのですが、それはいしいいさいちさんのマンガでした。
『バイトくん 6』の副題が、「禁じられたあくび」でした。

hinapan.jpg  バイトくん (6)
9条を殺すな!
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