七草 [飲み食い]
仕事の帰り、スーパーに寄った。
牛乳と、蜜柑と、苺と……あ、七草セットだ。
そうか、明日は七草か。
迷わずカゴに放り込む。
隣町のJAで出荷したものだ。
JAね。
秘密探偵JA……。
秋の七草は言えないけれど、春の七草はすらすら言える。
「せり・なずな・ごぎよう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」
やっぱり食い物になると違うね。
春は本当は七種と書くらしい。
「広辞苑 第五版」
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ななくさ‐がゆ【七種粥】
(1)正月7日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺なずなまたは油菜のみを用いた。菜粥。《季・新年》
(2)正月15日に、米・粟あわ・稗ひえ・黍きび・小豆など7種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。
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なるほど、小豆粥も七草だったんですな。
それで、「片粥はいけない」などという言い方があるんだ。
七種粥も小豆粥も、しっかりいただきますよ。
だいたい、菜っ葉の入ったお粥が好きなんです。
一人で自炊していた時にも、七草セットを買って作りましたっけ。
菜っ葉を包丁で刻むというのが、なんだか「ままごと」っぽいのね。
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