金曜日の手帳 [日常雑記]
金曜日の手帳。
週末の手帳という意味ではないのです。
「週刊金曜日手帳'07」
→週刊金曜日手帳
10月27日の日付を見てみると……。
「台湾原住民による抗日蜂起・霧社事件(1930)」
なるほど、「週刊金曜日」の手帳だ。
自分の手帳を持ったのは、中学1年生の時だっただろう。
当時の地方都市では、中学入学祝いで万年筆を貰い、高校入学祝いで腕時計を貰うことになっていた。
叔母からセーラー万年筆を貰った。
学生服の胸ポケットに挿すと、大人になったような気がしたものだ。
でも、あんまり使い道がない。
何でも書き込めるような、厚手の手帳を買い込んだ。
布張りのやつを驕った。
カレンダーも必要ないので、本当に数本の罫が引いてあるだけ。
インデックス用に、小口がいくつか半円形にえぐってあった。
お気に入りの言葉を拾ってきて書き写したり、ペン画の真似事をしたり。
捨ててしまったのだろう。
もう手元にはない。
大学以降の手帳は机の引き出しに収まっている。
あちこち取材をして歩いていた頃のスケジュールも残っている。
よく動いたものだなあ。
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