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ショウほど素敵な商売はない CHRONICLES #341 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

千本浜 2006年2月21日

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Although the record wouldn't put me back on the map in radio land, ironically I had two records on the charts, even one in the top 10, The Traveling Wilburys. The other one was the Dylan & the Dead album.

このレコードはラジオの国の地図に僕を戻すことにはならないのだが、皮肉なことに2枚のレコードがチャートに登場して、その一枚の『トラベリング・ウィルベリーズ』はトップ10まで入った。もう一枚は『ディラン&ザ・デッド』のアルバムだった。
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ウィルベリーズって何だったかな。
やけに懐かしい名前だけど。
ああ、あれですね。
ジョージ・ハリスンのところに集まった、スーパー覆面バンド。
出したアルバムが「Vol.1」と「Vol.3」というのがおかしいです。

 →GEORGE HARRISON ALBUM GUIDE 番外編:Traveling Wilburys

 →The Traveling Wilburys

『ディラン&ザ・デッド』は、前に出てきましたね。

 →ディラン&ザ・デッド CHRONICLES #206

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The record Danny and I had just done would get good reviews, but reviews don't sell records. Everyone who puts out a record gets at least one good review, but then ther's always a new crop of records and a new set of reviews. Sometimes you make records and you can't give them away. The music business is strange. You curse it and you love it.

ダニーと僕が今作り終えたレコードは良いレコード評を受けるだろうが、しかしレコード評がレコードを売ってくれるわけではない。レコードを一枚出せば誰でも一つは良いレコード評を受けるのだが、でもいつもそれからさらに新しいレコードを出して、新しい評価を受ける。レコードを作っても、売れないことだってある。音楽ビジネスとは奇妙なものだ。呪うものでもあるし、愛するものでもある。
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ウィルベリーズやディラン&ザ・デッドのアルバムは、ディラン自身の評価はかなり低いんですね。
"Oh Mercy"とは比べ物にならないようです。
でも、大物競演ということで、売れてしまったわけです。

玄人筋の評価とレコード(CD)の売り上げが直結しないことはよくありますが、そういうこともあるので、呪いたくもなるし、またディランはこの商売が好きなんでしょう。

今夜はp.218の一段落を丸ごと訳してしまいました。

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