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寒い国から帰ってきたスパイ CHRONICLES #318 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]
千本浜 2006年1月28日

二行開くのですが、話はあまり変わりません。

ディランの奥さんは店内を見た後、また外に出てジョン・ルカレ(John le Carre)の本を読んでいました。
あれ、ジョン・ルカレって誰だったかな。
ああ、そうだ、スパイ小説の大家だ。

『寒い国から帰ってきたスパイ』
The Spy Who Came In from the Cold

『鏡の国の戦争』
The Looking Glass War

『パーフェクト・スパイ』
A Perfect Spy

『ドイツの小さな町』
A Small Town in Germany

『ロシア・ハウス』
The Russia House

私の場合はタイトルをよく見かけたなという程度で、まるで接点がありませんでした。

 →the official John le Carre website

ゴルバチョフ書記長がペレストロイカを推進していたころですね。
どんな小説を読んでいたのでしょうか。

そういえば、もう少し後のことですが、高田馬場で街頭インタビューの取材をしたことがあります。
留学生に出身国を尋ねたら、「ソ連」と答えてからちょっと間を置いて、「ロシアです」と言い直していました。
ソ連の崩壊は、ロシアの民族主義高揚と一緒にやってきたんですね。

ディランの奥さんそれからまた店内に戻ってきて、眉毛を描いたりしています。
出発の準備だということらしいです。

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