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操り人形 CHRONICLES #240 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

千本浜 2005年9月30日
 →[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]

著名な伝道師が買春で失脚したと聞いて、ディランは思いました。

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Reality can be overwhelming. It can also be a shadow, depending on how you look at it. As for me, I wondered what this harlot might have looked like that lured this famous preacher into rolling in the muck.

現実とは圧倒的なものにあることがある。現実をどのように見るか次第で、影になることもある。僕に関してはどうかといえば、有名な説教師を誘惑して泥まみれにしてしまうとは、この売春婦はどんな外見をしていたのだろうと思った。
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ええ、これは私も気になります。
どんな人だったのか見てみたいですね。
ディランは魅惑的な美人だったのだろうと書いています。
蓼食う虫も好き好きと言いますし、この説教師は相手を選ばないタイプの人だったのかもしれません。

でも、あんまりこういったつまらないこと(Mickey Mouse stuff)を気にしていると、最後には精神病院の個室(a private lunatic asylum)に入れられてしまうよと、ディランは言っています。

"Disease of Conceit"の話ですが、うぬぼれは必ずしも病気ではないと、ディランは言っています。
それはそうです。

うぬぼれは、むしろ弱点なんですね。
すぐ喜ぶし、すぐ落ち込みます。
だから簡単に他人に操られてしまいます。
ディランは"Disease of Conceit"でそのことを歌ったのです。
これは納得できます。

この歌にも採用しなかった歌詞があって、それを書いてくれています。

 ♪ There's a whole lot of peaple dreaming tonight
 ♪ about disease of coneit,
 ♪ whole lot of people screaming tonight
 ♪ about disease of coneit.
 ♪ I'll hump ya and I'll dump ya and I'll blow your house down.
 ♪ I'll slice into your cake before you leave town.
 ♪ Pick a number -- take a seat,
 ♪ with the disease of conceit.
 
 ♪ 今夜みんなが夢に見ている
 ♪ うぬぼれという病を
 ♪ 今夜みんなが叫んでいる
 ♪ うぬぼれという病を
 ♪ 僕はあんたを担いで、投げ下ろして、家を吹き倒す
 ♪ 僕は町を出る前に、あんたのケーキを切り分ける
 ♪ 数字を選んで、席に着けよ
 ♪ うぬぼれという病と一緒に

p.171が終わります。

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