大型ブログとは何の謂ぞ [日常雑記]
「楽天広場では、大型ブログが続々スタート!」なのだそうな。
まさかコンテンツが大型だったり、人物が大型だったりするわけではないだろう。
「一般」じゃないってことなんだろうな。
有名人のブログということでは、たとえばSo-netには「古田敦也公式ブログ」がある。
昨年のプロ野球騒動で男を上げた選手会長古田敦也捕手のブログで、本人がごく普通に書いているところが好感が持てる。
でも、So-netは「大型ブログ」という言い方はしない。
あくまでも「話題のブログ」だ。
つまり、「大型」だったりしないところがブログの良いところなんだわな。
墓穴掘ってるんじゃないか。
楽天広場はやっぱりブログ知らずらしい。
ブログの爆発的ブームというのは、情報の均等化を促すものだ。
ミソもクソも一緒。
だから爆発したのだし、そこにブログの意味がある。
かつて"Whole Earth Catalogue"を作っていた連中が一斉にインターネットの世界になだれこんでいったのは、まさにクソもミソも対等に並ぶ世界のカタログを作ろうとしたからだろう。
ついでに言っておくと、スクリプトを使って「自動巡回」している連中を、サーバに負担かけるからと排除する方針に変わったらしいのだが、これも妙な話だ。
「アフィリエイト」を煽って楽天広場の「ページビュー数」を跳ね上げているのは、彼らのおかげである。
幻泉館日録の実読者数は楽天広場よりSo-netの方が多いのだが、カウンターは楽天広場の方が2倍以上回る。
アフガニスタンでゲリラを支援していたくせに、後になって彼らを急にテロリスト呼ばわりして殺し始めた、アメリカ合州国という国を思い出すわ。
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