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渡 [音楽]

渡さんのCDが詰まった箱を発掘した。
ずいぶん久しぶりに聴く『渡』(1993年)。
春一番で佐藤GWAN博さんや中川五郎さんが着ていたTシャツはこのアルバムのジャケットだ。

曲目そのものはもっと新しいライブ盤でおなじみだが、演奏や音ということに関して言えば、比較にならない。
鈴木慶一さんのプロデュースだ。
『タカダワタル的』が最後のアルバムになってしまったのは、渡さん、かわいそうだなと思う。
もう一枚、しっかりとしたアルバムを作ってもらいたかった。

そういえば、『たのしい中央線』という本に載っているのが渡さんの最後のインタビューなのではないかと思って、買ってきた。
ひどい水準だった。
『バーボン・ストリート・ブルース』という自伝が、間に合ったのはせめてもの救いだ。
でも、まともな書き手がまともなインタビューをしていれば、もっとずっといろいろなことが聞けたはずなのだ。
映画に関しても思うことがいろいろあるのだが、それはやめておこう。

『渡』は徳間ジャパンコミュニケーションズから出ていたのだが、今は品切れらしい。
残念だ。
早く再プレスしてもらいたい。
このアルバムをMDにダビングして、だいぶ時間が余っているのでシングル「さびしいといま」から「ブラザー軒」を追加した。
ジャケットの「渡」の字が「涙」に見える。

『渡』(1993年)

『渡』(1993年)
1. 仕事さがし
2. スキンシップ・ブルース
3. 病い
4. 相子
5. イキテル・ソング~野生の花
6. ホントはみんな
7. こいつは墓場にならなくちゃ
8. 夕暮れ
9. 酒心
10. 生活の柄
11. さびしいといま
12. 風

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