時代を超えた? [書籍と雑誌]
渡さんへのインタビュー記事を掲載した雑誌の宣伝が新聞に載ってるよと教えていただきました。
なるほど、『文芸ポスト』2004年夏号、特集が「時代を超えたフォーク・シンガー」。
う~ん、『文芸ポスト』かぁ。
この雑誌は「深夜放送」の特集なんかで買ったけど、特集以外に読むところがないんだよな。
特集のタイトルはおじさんにとって魅力的なものが多いんですよ。
でも、玉石の石が多すぎるんですわ。
でもでも、渡さんのインタビューは読みたい。
ということで、図書券が余ってるのを思い出して買ってきました。
定価700円ナリ(悪税込)。
おつり300円を受け取って、なんとなく得した気分。
★高田渡:吉祥寺「いせや」にて
おお、またもや「いせや」。
非常にコストパフォーマンスの高い吉祥寺の焼き鳥屋さんです。
ただでさえ混んでるのに、渡さんがマスコミに登場する度に出てくるので、もう大変ではないかしら。
お、今年の春一番コンサートのステージ写真ではないですか!
見たぞ~!
扉が1ページ、本文が6ページ。
もう少し長くてもいいのになあ。
★泉谷しげる:わが師匠・岡林信康
泉谷さんの話自体はおもしろいのだが、妙な編集が加わっているのが不満。
最後の結びの部分は、構成者がまとめた蛇足ではあるまいか。
泉谷さんの言葉とは思えない。
話の中の人名や曲名だけ書体を変えてあるのも、かえって読みにくい。
渡さんの話でもそうなっていたのだが、数が少ないのでそれほど気にならなかったのだ。
★佐藤公彦:対談
ケメの写真が痛々しい。
本文は論外
★及川恒平&四角佳子:六文銭、新たな出発
「まるで六文銭のように」です。
ほぉ~っと読み流す。
二人とも別人のようだが、悪くない年のとり方ですな。
★仲井戸麗市:言葉にできない力を持った「力」
~友部正人と同時代に生きて
これはチャボが友部さんを語るという看板のわりには、ほとんどが古井戸時代の話。
それはそれで面白い。
チャボも友部さんも1950年生まれなんだね。
二人とも若いわ。
★大杉漣:加川良の教訓
大杉さんが歌うようになった経緯が書いてあって、とても好感の持てる記事でした。
これは大杉さんが書いているんですね。
他の、インタビューを適当にまとめたものより、ずっといいです。
歌への愛がそのまま感じられる。
★田口トモロヲ:遠藤賢司という作品
トモロヲさんが監督した映画『アイデン&ティティ』に、遠藤賢司さんに参加してもらった話。
★薄井ゆうじ:「新譜ジャーナル」の時代
面倒なので読まない。
パス。
★中島らも:嵐は西から?
フォークソングに対する呪咀が書き連ねてあって、笑えました。
ええど、ええど!
これも、らもさんが書いたものですね。
★朱川湊人:青あざのスナフキン
扉1ページ+本文17ページ
面倒なので読まない。
小説?
パス。
★中年記者(四十六歳)レッスン体験記:二十年ぶりのアコギ
面倒なので読まない。
おやじ雑誌らしい記事。
★久世光彦:俺のあん娘は、タバコが好きで
~名曲《プカプカ》をめぐる物語
2ページのみ。
あまりおもしろくなかった。
泉谷さんと夏川結衣さんの「プカプカ」は聴きたかった。
★田川律:恭蔵さんのこと
名曲《プカプカ》を巡る物語
扉1ページ+本文8ページ。
さすがに力が入っている。
書き出しが5月5日服部緑地野外音楽堂の、あの大西ユカリさんの登場。
♪ おいらを風来坊にした
恭蔵さんの追悼コンサートで有山じゅんじさんが歌った「プカプカプカ」のことも書いてある。
♪ 今頃ゾウさんは クロちゃんの横で~
っていう、あれ。
とまあ、こんな雑誌でした。
他に、「歌いつづけるシンガーたち」というコラムがちりばめてあります。
それが「岡林信康」「友部正人」「加川良」「遠藤賢司」「大塚まさじ」「あがた森魚」「斉藤哲夫」「五つの赤い風船」。
特集以外の記事はまったく読んでおりません。
700円遣って、やっぱり少し損した気分かも。
なるほど、『文芸ポスト』2004年夏号、特集が「時代を超えたフォーク・シンガー」。
う~ん、『文芸ポスト』かぁ。
この雑誌は「深夜放送」の特集なんかで買ったけど、特集以外に読むところがないんだよな。
特集のタイトルはおじさんにとって魅力的なものが多いんですよ。
でも、玉石の石が多すぎるんですわ。
でもでも、渡さんのインタビューは読みたい。
ということで、図書券が余ってるのを思い出して買ってきました。
定価700円ナリ(悪税込)。
おつり300円を受け取って、なんとなく得した気分。
★高田渡:吉祥寺「いせや」にて
おお、またもや「いせや」。
非常にコストパフォーマンスの高い吉祥寺の焼き鳥屋さんです。
ただでさえ混んでるのに、渡さんがマスコミに登場する度に出てくるので、もう大変ではないかしら。
お、今年の春一番コンサートのステージ写真ではないですか!
見たぞ~!
扉が1ページ、本文が6ページ。
もう少し長くてもいいのになあ。
★泉谷しげる:わが師匠・岡林信康
泉谷さんの話自体はおもしろいのだが、妙な編集が加わっているのが不満。
最後の結びの部分は、構成者がまとめた蛇足ではあるまいか。
泉谷さんの言葉とは思えない。
話の中の人名や曲名だけ書体を変えてあるのも、かえって読みにくい。
渡さんの話でもそうなっていたのだが、数が少ないのでそれほど気にならなかったのだ。
★佐藤公彦:対談
ケメの写真が痛々しい。
本文は論外
★及川恒平&四角佳子:六文銭、新たな出発
「まるで六文銭のように」です。
ほぉ~っと読み流す。
二人とも別人のようだが、悪くない年のとり方ですな。
★仲井戸麗市:言葉にできない力を持った「力」
~友部正人と同時代に生きて
これはチャボが友部さんを語るという看板のわりには、ほとんどが古井戸時代の話。
それはそれで面白い。
チャボも友部さんも1950年生まれなんだね。
二人とも若いわ。
★大杉漣:加川良の教訓
大杉さんが歌うようになった経緯が書いてあって、とても好感の持てる記事でした。
これは大杉さんが書いているんですね。
他の、インタビューを適当にまとめたものより、ずっといいです。
歌への愛がそのまま感じられる。
★田口トモロヲ:遠藤賢司という作品
トモロヲさんが監督した映画『アイデン&ティティ』に、遠藤賢司さんに参加してもらった話。
★薄井ゆうじ:「新譜ジャーナル」の時代
面倒なので読まない。
パス。
★中島らも:嵐は西から?
フォークソングに対する呪咀が書き連ねてあって、笑えました。
ええど、ええど!
これも、らもさんが書いたものですね。
★朱川湊人:青あざのスナフキン
扉1ページ+本文17ページ
面倒なので読まない。
小説?
パス。
★中年記者(四十六歳)レッスン体験記:二十年ぶりのアコギ
面倒なので読まない。
おやじ雑誌らしい記事。
★久世光彦:俺のあん娘は、タバコが好きで
~名曲《プカプカ》をめぐる物語
2ページのみ。
あまりおもしろくなかった。
泉谷さんと夏川結衣さんの「プカプカ」は聴きたかった。
★田川律:恭蔵さんのこと
名曲《プカプカ》を巡る物語
扉1ページ+本文8ページ。
さすがに力が入っている。
書き出しが5月5日服部緑地野外音楽堂の、あの大西ユカリさんの登場。
♪ おいらを風来坊にした
恭蔵さんの追悼コンサートで有山じゅんじさんが歌った「プカプカプカ」のことも書いてある。
♪ 今頃ゾウさんは クロちゃんの横で~
っていう、あれ。
とまあ、こんな雑誌でした。
他に、「歌いつづけるシンガーたち」というコラムがちりばめてあります。
それが「岡林信康」「友部正人」「加川良」「遠藤賢司」「大塚まさじ」「あがた森魚」「斉藤哲夫」「五つの赤い風船」。
特集以外の記事はまったく読んでおりません。
700円遣って、やっぱり少し損した気分かも。
2004-06-13 00:12
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コメント(4)
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TITLE: Re:時代を超えた?(06/13)
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こんにちほいっ♪
石ころでもなんでも、読んでみたくなりました。こんな特集ほかにしてくれなさそうだし。
「歌いつづけ」ているかぎり、見ていてくれる人がいるのですね。
渡さんは最近地元の人に顔をおぼえられて、警察の人から「これから焼き鳥やにご出勤ですか、なんて言われちゃうんだ」と言っていました。
時代は続いているんですね。
by chappi-chappi (2004-06-13 14:24)
TITLE: Re[1]:時代を超えた?(06/13)
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chappi-chappiさん、こんにちほ♪
そうですね、安直な編集につい腹を立ててしまいましたが、特集されている人たちは悪くないんですものね。
そうなんです、時代は続いているんです。
あんまり軽々しく超えてほしくないんです。
あのね、立ち読みで済ませられますぜ。
by 幻泉館 主人 (2004-06-13 14:29)
TITLE: Re:時代を超えた?(06/13)
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たぬです こんばんわ
”四角佳子”ってかわいかった 唄は好きですがいまだに”たくろーみると なぐりたくなります
以前の仕事場が”いせや”のとなりのとなりの赤いお茶漬け屋みたいな名前のビル(1Fは菅原洋一の店)でした----
さて ”お茶漬け屋みたいな名前”とは 幻泉館さんはわかりますよ---ね
by クろたぬ (2004-06-13 18:32)
TITLE: Re[1]:時代を超えた?(06/13)
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クろたぬさん、こんばんは♪
私はブレイク前の拓郎さんと六文銭のコンサートを見に行ったのですが、ちょっといちゃいちゃしてる雰囲気を感じました。
おケイさんのイメージは、顔はよくわからないけど、なんだかベルボトムの似合う、かっこいいお姉さん。
柳腰?
>以前の仕事場が”いせや”のとなりのとなりの赤いお茶漬け屋みたいな名前のビル(1Fは菅原洋一の店)でした----
おお!
たぶんわかってると思います。
by 幻泉館 主人 (2004-06-13 23:40)