ポール・サイモン・ソングブック [音楽]
【追記】No.3
夕方浜に出た。
ひさしぶりにきれいな夕焼けになりそう。
ところが、こういう日は用事が入るものなのだ。
人生なんてそんなものさ。
本格的な夕焼けになる前に浜を離れたのだが、ひさびさに画像をアップしました。
更新しました。
夕陽が好き！[I Love Sunset!]
【追記】No.2
漆喰の鏝絵で有名な伊豆の長八。
つげ義春さんの「長八の宿」に出てきますね。
今は西伊豆の松崎町に長八美術館ができています。
この町の特産品に桜葉の塩漬けがあります。
桜餅で使われている、あの桜葉です。
全国生産量の七割が、この松崎町で作られているのだそうです。
つまり、桜庭は松崎町の基幹産業なのです。
隣県小田原市の漬物業者からの依頼で桜の塩漬けを作り始めたそうです。
不思議なのは、桜花の塩漬けは小田原が日本一。
どうして葉の方だけ外へ発注したのでしょうか。
元は、もうひとつの特産品である鰹節を燻す薪を採るために、桜を育てていたそうです。
高さ60cmほどの若い大島桜から青い葉を摘んで、天然塩に漬け込みます。
関東は焼き皮、関西は道明寺ですが、どちらも同じ、この松崎の桜葉で巻いて桜餅を作ります。
なんてことは、夜中にCSで流れていたJNNニュースからの受け売りでございます。
【追記】No.1
本人に無許可で発売したというのは、昔のLPの話です。
今回のCDはもちろん、本人の商売根性。
ボーナストラック２曲入り。
アコースティックギターのファンなら、「買い」ですよ～。
amazonに注文した"The Paul Simon song book"と高群逸枝本２冊があっという間に届いた。
CDは調べてみるとソニーから日本盤もちゃんと出ていて、一応廉価盤で1785円(悪税込み)。
歌詞対訳と柴門ふみのエッセイと解説（天辰保文）に500円分の価値を感じる人は、日本盤を買えばよろしいでしょう。
私は輸入盤で結構です。
こういう選択の自由がなくなるのが、今回の著作権法改悪です。
このアルバムはポール・サイモンがマーチンD-21を独りで弾き語りしているものです。
録音は1965年。
前年サイモン＆ガーファンクルで出したアルバム『水曜の朝、午前三時』がまったく評判にならず、失意のうちにロンドンで個人的な記録のために録音されたと言われています。
ところが、S&Gの二枚目のアルバム『サウンド・オブ・サイレンス』が爆発的ヒットを記録します。
『サウンド・オブ・サイレンス』は『ソングブック』で習作のように演奏している曲をしっかりとしたアレンジで録音しなおしているため、ポール自身は『ソングブック』の販売意義がなくなったと判断したようです。
また、納得できない演奏も混ざっているため、販売許可を出しませんでした。
のですが、さすがに日本のレコード業界、銭の亡者です。
本人に無許可で『ポール・サイモン・ソングブック』を発売してしまいました。
来日した際に記者からの質問で日本盤の発売を知ったという、嘘のような話があります。
私も70年代に入ってから、高校生のころに聴きました。
修行僧を思わせるような、ポールの顔がジャケットを飾っています。
新版のジャケットより、この方が好きだなあ。
マーチンの音が好きなギター小僧たちは、このアルバムを教科書のように聴いたのではないでしょうか。
The Paul Simon Songbook
1. I Am A Rock
2. Leaves That Are Green
3. A Church Is Burning
4. April Come She Will
5. The Sound Of Silence
6. A Most Peculiar Man
7. He Was My Brother
8. Kathy's Song
9. The Side Of A Hill
10. A Simple Desultory Philippic (Or How I Was Robert McNamara'd Into Submission)
11. Flowers Never Bend With The Rainfall
12. Patterns
13. I Am A Rock
14. A Church Is Burning
夕方浜に出た。
ひさしぶりにきれいな夕焼けになりそう。
ところが、こういう日は用事が入るものなのだ。
人生なんてそんなものさ。
本格的な夕焼けになる前に浜を離れたのだが、ひさびさに画像をアップしました。
更新しました。
夕陽が好き！[I Love Sunset!]
【追記】No.2
漆喰の鏝絵で有名な伊豆の長八。
つげ義春さんの「長八の宿」に出てきますね。
今は西伊豆の松崎町に長八美術館ができています。
この町の特産品に桜葉の塩漬けがあります。
桜餅で使われている、あの桜葉です。
全国生産量の七割が、この松崎町で作られているのだそうです。
つまり、桜庭は松崎町の基幹産業なのです。
隣県小田原市の漬物業者からの依頼で桜の塩漬けを作り始めたそうです。
不思議なのは、桜花の塩漬けは小田原が日本一。
どうして葉の方だけ外へ発注したのでしょうか。
元は、もうひとつの特産品である鰹節を燻す薪を採るために、桜を育てていたそうです。
高さ60cmほどの若い大島桜から青い葉を摘んで、天然塩に漬け込みます。
関東は焼き皮、関西は道明寺ですが、どちらも同じ、この松崎の桜葉で巻いて桜餅を作ります。
なんてことは、夜中にCSで流れていたJNNニュースからの受け売りでございます。
【追記】No.1
本人に無許可で発売したというのは、昔のLPの話です。
今回のCDはもちろん、本人の商売根性。
ボーナストラック２曲入り。
アコースティックギターのファンなら、「買い」ですよ～。
amazonに注文した"The Paul Simon song book"と高群逸枝本２冊があっという間に届いた。
CDは調べてみるとソニーから日本盤もちゃんと出ていて、一応廉価盤で1785円(悪税込み)。
歌詞対訳と柴門ふみのエッセイと解説（天辰保文）に500円分の価値を感じる人は、日本盤を買えばよろしいでしょう。
私は輸入盤で結構です。
こういう選択の自由がなくなるのが、今回の著作権法改悪です。
このアルバムはポール・サイモンがマーチンD-21を独りで弾き語りしているものです。
録音は1965年。
前年サイモン＆ガーファンクルで出したアルバム『水曜の朝、午前三時』がまったく評判にならず、失意のうちにロンドンで個人的な記録のために録音されたと言われています。
ところが、S&Gの二枚目のアルバム『サウンド・オブ・サイレンス』が爆発的ヒットを記録します。
『サウンド・オブ・サイレンス』は『ソングブック』で習作のように演奏している曲をしっかりとしたアレンジで録音しなおしているため、ポール自身は『ソングブック』の販売意義がなくなったと判断したようです。
また、納得できない演奏も混ざっているため、販売許可を出しませんでした。
のですが、さすがに日本のレコード業界、銭の亡者です。
本人に無許可で『ポール・サイモン・ソングブック』を発売してしまいました。
来日した際に記者からの質問で日本盤の発売を知ったという、嘘のような話があります。
私も70年代に入ってから、高校生のころに聴きました。
修行僧を思わせるような、ポールの顔がジャケットを飾っています。
新版のジャケットより、この方が好きだなあ。
マーチンの音が好きなギター小僧たちは、このアルバムを教科書のように聴いたのではないでしょうか。
The Paul Simon Songbook
1. I Am A Rock
2. Leaves That Are Green
3. A Church Is Burning
4. April Come She Will
5. The Sound Of Silence
6. A Most Peculiar Man
7. He Was My Brother
8. Kathy's Song
9. The Side Of A Hill
10. A Simple Desultory Philippic (Or How I Was Robert McNamara'd Into Submission)
11. Flowers Never Bend With The Rainfall
12. Patterns
13. I Am A Rock
14. A Church Is Burning
2004-06-03 20:41
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コメント(18)
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TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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こんばんわんこ、幻さん。
サウンドオブサイレンス、学芸会で鉄琴叩きました。
Ｓ＆Ｇは、
「寂しい曲を奏でる人たちだなあ」という印象をもっていましたが、
重ちゃんも数曲カバーしているのでそれを聞くうちに、
「落ち着く旋律」として耳に入ってくるようになりました。
因みに私はお嬢様じゃないですよ。
昔はダンボール箱に入った箱入り娘でしたが、
育ちが悪く箱もぼろぼろで。。。
因みにうちのお父さん、地元やくざみたいな風貌しています。
ハイライト片手に結構怖い感じです。
by じゃんばらや5933 (2004-06-03 00:21)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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じゃんばらや5933さん、こんばんわっはっは♪
＞因みにうちのお父さん、地元やくざみたいな風貌しています。
＞ハイライト片手に結構怖い感じです。
黒崎あたりを闊歩してらっしゃる。
恐そう。
でも、D-45様のオーナーというのが、いまひとつ解せませんのよ。
オーディオもすごいって、何を聴いて、何を演奏なさるのでしょう。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 00:29)
TITLE: Re[2]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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幻泉館 主人さん
＞オーディオもすごいって、何を聴いて、何を演奏なさるのでしょう。
by じゃんばらや5933 (2004-06-03 00:34)
TITLE: Re[3]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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ほお、Ｂ＆Ｗ社の「シグニチャー800」。
このあたりなら、イメージとしては想像できますわ。
ゴリラみたいなアンプがわからない。
「Aura」とかじゃないですよね。
う～ん。
それにしても幸せなお父さんだ。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 00:45)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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>本人に無許可で『ポール・サイモン・ソングブック』を発売してしまいました。
おっとと。発売されてたんですね。知らなかった。即注文しました。６１歳のポール・サイモンの４０年前の作品ですね！感慨もひとしおだなあ！トラックバックありがとう。
by CAT-O (2004-06-03 00:52)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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CAT-Oさん、こんばんは♪
一時期ヤフオクでLPにいい値が付いてましたね。
記憶にあるより音が悪いです。
でも、S&Gのストリングス入りアレンジよりいいです。
まさに青春の記録です。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 00:59)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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こんばんは。
ポールサイモンは、自分のやりたい音楽はこれだ！というタイプじゃなくて、その時代の流行をなんとか上手く取り入れて、ヒットを狙おうとしている、そんなタイプの音楽家だと思っています。時代が歌に寄って来るのじゃなくて、歌が時代にすりよっていくタイプですね。だから彼のアルバムって持ってないんですよ・・。ボクサーや、スカボロフェアは好きなんですけどね。
by Dr.悠々 (2004-06-03 03:06)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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Dr.悠々さん、こんばんは♪
その感じはよくわかります。
S&G解散後のポール・サイモンはソロで大ヒットを飛ばすんですけど、あまり買おうと思いませんでした。
レゲエに初めて触れたのは、実はポール・サイモンのヒット曲でした。
まだ訳語が確定せず、レガエとかレギーと紹介されてました。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 03:25)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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こんにちかちかち山のたぬきさん。
お鼻はいかがですか？少しずるずる止まりましたか？ちゃんと寝ないとだめだよん。
今日は朝からお尻に火がついて走り回っています。忙しか～。
April come she willとKathy's song が好きでした。楽譜があるよ。でもＤ－２１と聞いてもよくわからないのです。デニイチか何かＳＬを思い出してしまいます。すんまへん。
by chappi-chappi (2004-06-03 13:13)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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chappi-chappiさん、こんにちは♪
はらびずばとばったとですが、熱があるようですばい。
恐いから計りません。
日本のヒット曲でおなじみのマーチンは、D-28かD-18が多いようです。
ポール・サイモンはD-18かと思っていたら、このアルバムはD-21らしいです。
わたしゃよくわかっちゃいないのですが。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 13:23)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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・・・
ははは、
来ちゃいました
ポールサイモンに呼ばれたんで・・・
by まりぃジョー ^^ (2004-06-03 13:48)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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まりぃジョー ^^ さん、こんにちは♪
本所七不思議の一、おいてけ堀。
「おいてけ～、おいてけ～」
トラックバックできないのですが、執事さんも呼んでます。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 14:25)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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こんにちは
さすがは桜です 葉っぱとお花の塩漬け それぞれに産地があるんですねぇ～
さすが日本を代表する樹だわ・・・
葉っぱや花を塩漬けにするという発想からしてすごいと常々思っていましたが
梅ではダメなんでしょうかね
桜葉は道明寺に桜の花はあんぱんを作るときに使います 桜湯なんかにもしますが これは結婚式でしか飲んだことないです
道明寺用の桜葉は５０枚単位で売っているので
えいや～って５０個の道明寺を作ることになります
葉っぱには殺菌作用があるようで 葉っぱにつつまないものも作って 同じように保管していたら すぐに傷んでしまいまいした
自分で塩漬けを作ってみようか 思ったりもするのですが 毛虫が怖くって実行にうつしたことはないです
ところですっかりわすれていたのですが そーいえば庄司薫さんに手紙を書いたことがあるかもしれませんお返事はなかったと思います 青春のすっぱい思い出ですわ～
by らいばあ (2004-06-03 14:47)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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らいばあさん、こんにちは♪
桜の葉は香りがいいので活用するんでしょうね。
梅の香もいいか。
葉はどうだったかしら。
殺菌作用はお塩の方にあるような気がするのですが。
＞ところですっかりわすれていたのですが そーいえば庄司薫さんに手紙を書いたことがあるかもしれませんお返事はなかったと思います 青春のすっぱい思い出ですわ～
う～ん、すっぱいですね。
著者に手紙出したことないなあ。
あ、手書きだから、ダメなんですわ。
手紙そのものが苦手でした。
by 幻泉館 主人 (2004-06-03 16:05)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
SECRET: 0
PASS:
こんにちわ。ウクレレ弾きのパスタです。
ポール・サイモンに惹かれてやってきました。
The Paul Simon Songbook が出たのですね。
I am a Rockは、子供の頃の憧れの曲でした。
当時はまったくなんの楽器もやっていませんでしたが、最近、ウクレレを初めて、ビートルズやイーグルスを弾き語りするようになりました。
ポール・サイモンの曲は、案外簡単なようで、実は難しいのですね。
近い将来、ウクレレでポール・サイモンの曲を弾き語りしたいとと思っています。
by パスタおやま (2004-06-04 01:47)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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PASS:
パスタおやまさん、こんばんは♪
＞The Paul Simon Songbook が出たのですね。
＞I am a Rockは、子供の頃の憧れの曲でした。
出ました♪
私の場合は、中学生のころ、憧れの曲でした。
＞当時はまったくなんの楽器もやっていませんでしたが、最近、ウクレレを初めて、ビートルズやイーグルスを弾き語りするようになりました。
おお！
ウクレレというと、Israel Kamakawiwo'oleが演ってる「Somewhere Over the Rainbow/What a Wonderful World」でほろっときたぐらいしか知らないのですが、なんだかとても自由な雰囲気を感じます。
すごいですね。
by 幻泉館 主人 (2004-06-04 02:11)
TITLE: Re:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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☆ こんばんは。昨日、この日記を見てから、昨日の日記を書きなおしました。ポール･サイモンと幻泉館ご主人に深謝（＾＾）。ではでは。
by 執事 (2004-06-04 23:30)
TITLE: Re[1]:ポール・サイモン・ソングブック(06/03)
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執事さん、こんばんは♪
「沈黙の音」かっこいいですね。
その昔、オールナイト・ニッポンであまいくにおさんが「字余りソング」で訳して歌ってました。
わざと直訳調でやるやつね。
けっこう耳に残ってます。
by 幻泉館 主人 (2004-06-05 00:04)