五月の風に出会ったら [音楽]
Dr.悠々さんが春一番コンサートについて書いている。
春一番コンサート
以前私が日記タイトルだけ「春一番」にしてしまったもので、延期なさっていたテーマです。
すんません、私めはタイトルだけでした。
「オリジナルアルバムを年代順に出演者と曲を書いてくれ」というリクエストにお答えしたいのですが、今ちょっと無理なので、とりあえず『五月の風に出会ったら』だけ。
といっても、過去日録からの蔵出しなのでございます。
重ねて申し訳ございません。
[2003年3月30日付日録]
【五月の風に出会ったら】
あがた森魚さんが歌う「冬のサナトリウム」が聴きたくなって、枕許にある箱から春一番のセレクション・アルバム『五月の風に出会ったら』を発掘する。
1972年のライブ録音で、バックは「はちみつぱい」。
歌詞の最後の方にある「ベッドで千代紙も涕泣いた 」が「ベッドでサルビアも涕泣いた 」と変えられ、そのまま「サルビアの花」を歌うというメドレー・バージョン。
あがたさん、メロメロです。
この人は当時、本当に泣きながら歌ってました。
サナトリウムだよって歌ってるのに、なんだかいつも函館ラサール高校の寮(そんなのあるのか?)の窓からあがたさんが家出するといったような映像を思い浮かべてしまいます。
春一番コンサートのライブ盤はいろいろあるのですが、私はこの98年に出た4枚のシリーズが好きです。
朝野由彦「旅の途中」からあがた森魚「冬のサナトリウム」あたりの流れがよろしい。
72年の音源と76年の音源を並べるなどという乱暴な編集がいいのです。
そうか、私にとって92年と96年なんてのは、ほとんど同じ年にしか感じられないのに、72年と76年はひと時代違うという感じがします。
その頃の私の時間が濃かったんですね。
北村和哉さんの解説が単なる回想で、ちゃんとした解説になっていないのが惜しまれる。
松村正秀「坂道」を名曲だと持ち上げるのなら、この人がゴンチチのチチ松村さんだという解説が必要だろう。
だって内田勘太郎さんのことは「憂歌団の内田勘太郎」って書いてるんだよ。
で、ダッチャの「26号線」のことがだらだら書いてあるんだけど、このシリーズにその曲は入ってません。
北村和哉さんってどんな人なんだろうと思ってgoogleしたら、おもしろいものを見つけました。
Tom Petty and the Heartbreakersのファンが、 『ザ・ラスト・DJ』日本盤アルバムの解説に怒りまくって抗議しているページです。
解説は日本盤の付加価値であるはずで、それで輸入盤より値段を高くして売っているのに、事実誤認が多すぎ、なおかつ読む者を不快にさせるという抗議です。
*http://www.wind.sannet.ne.jp/mayu-a/tldj_ln/djln_w.htm
*[リンク切れてます。残念。]
うんうん、気持ちはよくわかる。
がんばってください!
『五月の風に出会ったら 春一番スペシャル・セレクション』
1.プカプカ(西岡恭蔵 1973)
2.田中さんとぼく(友部正人 1978)
3.心のままに(青木ともこ 1977)
4.わたしの自転車(jam 1974)
5.庭はぽかぽか(小坂忠+フォージョーハーフ 1972)
6.旅の途中(朝野由彦 1976)
7.冬のサナトリウム~サルビアの花(あがた森魚+はちみつばい 1972)
8.雪の月光写真師(若林純夫 1973)
9.ローリング・メニュー(中川イサト 1979)
10.もう終わりさ(朝比奈逸人 1976)
11.ガムをかんで(ディランII 1973)
12.ホーボーの子守歌(古川豪 1975)
13.坂道(松村正秀 1977)
14.オレンジ・キャラバン(加川良 1979)
春一番コンサート
以前私が日記タイトルだけ「春一番」にしてしまったもので、延期なさっていたテーマです。
すんません、私めはタイトルだけでした。
「オリジナルアルバムを年代順に出演者と曲を書いてくれ」というリクエストにお答えしたいのですが、今ちょっと無理なので、とりあえず『五月の風に出会ったら』だけ。
といっても、過去日録からの蔵出しなのでございます。
重ねて申し訳ございません。
[2003年3月30日付日録]
【五月の風に出会ったら】
あがた森魚さんが歌う「冬のサナトリウム」が聴きたくなって、枕許にある箱から春一番のセレクション・アルバム『五月の風に出会ったら』を発掘する。
1972年のライブ録音で、バックは「はちみつぱい」。
歌詞の最後の方にある「ベッドで千代紙も涕泣いた 」が「ベッドでサルビアも涕泣いた 」と変えられ、そのまま「サルビアの花」を歌うというメドレー・バージョン。
あがたさん、メロメロです。
この人は当時、本当に泣きながら歌ってました。
サナトリウムだよって歌ってるのに、なんだかいつも函館ラサール高校の寮(そんなのあるのか?)の窓からあがたさんが家出するといったような映像を思い浮かべてしまいます。
春一番コンサートのライブ盤はいろいろあるのですが、私はこの98年に出た4枚のシリーズが好きです。
朝野由彦「旅の途中」からあがた森魚「冬のサナトリウム」あたりの流れがよろしい。
72年の音源と76年の音源を並べるなどという乱暴な編集がいいのです。
そうか、私にとって92年と96年なんてのは、ほとんど同じ年にしか感じられないのに、72年と76年はひと時代違うという感じがします。
その頃の私の時間が濃かったんですね。
北村和哉さんの解説が単なる回想で、ちゃんとした解説になっていないのが惜しまれる。
松村正秀「坂道」を名曲だと持ち上げるのなら、この人がゴンチチのチチ松村さんだという解説が必要だろう。
だって内田勘太郎さんのことは「憂歌団の内田勘太郎」って書いてるんだよ。
で、ダッチャの「26号線」のことがだらだら書いてあるんだけど、このシリーズにその曲は入ってません。
北村和哉さんってどんな人なんだろうと思ってgoogleしたら、おもしろいものを見つけました。
Tom Petty and the Heartbreakersのファンが、 『ザ・ラスト・DJ』日本盤アルバムの解説に怒りまくって抗議しているページです。
解説は日本盤の付加価値であるはずで、それで輸入盤より値段を高くして売っているのに、事実誤認が多すぎ、なおかつ読む者を不快にさせるという抗議です。
*http://www.wind.sannet.ne.jp/mayu-a/tldj_ln/djln_w.htm
*[リンク切れてます。残念。]
うんうん、気持ちはよくわかる。
がんばってください!
『五月の風に出会ったら 春一番スペシャル・セレクション』
1.プカプカ(西岡恭蔵 1973)
2.田中さんとぼく(友部正人 1978)
3.心のままに(青木ともこ 1977)
4.わたしの自転車(jam 1974)
5.庭はぽかぽか(小坂忠+フォージョーハーフ 1972)
6.旅の途中(朝野由彦 1976)
7.冬のサナトリウム~サルビアの花(あがた森魚+はちみつばい 1972)
8.雪の月光写真師(若林純夫 1973)
9.ローリング・メニュー(中川イサト 1979)
10.もう終わりさ(朝比奈逸人 1976)
11.ガムをかんで(ディランII 1973)
12.ホーボーの子守歌(古川豪 1975)
13.坂道(松村正秀 1977)
14.オレンジ・キャラバン(加川良 1979)
2004-03-24 00:02
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コメント(10)
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TITLE: Re:五月の風に出会ったら(03/24)
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おはようございます
函館ラサールには寮あります。
12時には寮の電気が消灯なので
皆さんトイレで隠れて勉強という
ことでした。
ラサールは函館市内のほかにも越境入学してくる生徒さんがおおかったので寮があります。
今はラサール中学まであるようでびっくりです。
by pglove (2004-03-24 08:50)
TITLE: Re:五月の風に出会ったら(03/24)
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こんにちは~。
何でも手の届くところにおいてあるのですね。
chappiさんも、こたつの上にパソコンを置くと、そういう兆候が出始めています。こわい、こわい。
ぷかぷか。今日は雲がいっぱいです。
by chappi-chappi (2004-03-24 11:19)
TITLE: Re[1]:五月の風に出会ったら(03/24)
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pgloveさん、こんにちは♪
>12時には寮の電気が消灯なので
>皆さんトイレで隠れて勉強という
>ことでした。
あら、まあ、さすがにすごいですね。
やっぱりあがたさんの寮生活が反映しているのでしょうか。
私だったら耐えられない。
あがたさんも耐えられなかったのかな。
by 幻泉館 主人 (2004-03-24 12:07)
TITLE: Re[1]:五月の風に出会ったら(03/24)
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chappi-chappiさん、こんにちは♪
またしばらく天気が悪いようです。
寒いし、いったいお花見はどうなるのかしら。
>何でも手の届くところにおいてあるのですね。
えっと、たまたま枕元の箱にセットが入っていただけでして、何でもではございませんのじゃ。
枕元にあったから、ネタになっただけとも言えるか。
ああ、こたつでPCうらやましいです。
by 幻泉館 主人 (2004-03-24 12:14)
TITLE: Re:五月の風に出会ったら(03/24)
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こんにちは。
ご紹介頂いてありがとうございます。
リクエストにお応えしてくれようとしたんですね。
ありがとうございました。
昨日の日記にも書きましたが、オリジナルの年代別のライブ盤が4月27日に発売されるそうです。2枚組2000円とお得ですね。オリジナルのユーモラスなジャケットです。
マジで今年行ってみようかなんて思ってますが、チケットの発売は3月27日からのようです。
by Dr.悠々 (2004-03-24 14:29)
TITLE: Re[1]:五月の風に出会ったら(03/24)
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Dr.悠々さん、こんばんは♪
有益情報ありがとうございます。
またCD増えちゃいます~。
買いますよ!
by 幻泉館 主人 (2004-03-24 23:52)
TITLE: Re:五月の風に出会ったら(03/24)
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トム・ペティの件。読ませてもらいました。
なかなか興味深い話でした。ありがとうござ
います。
しかしファンなら怒るのもよくわかります。
特にペティのファンはレベルが高くて
ファンクラブのメルマガは私も敬服する
内容でした。
しかし’80年代洋楽レコードの解説なんて結構
凄いものありますけどね。なかには
署名不明の小説なんてありましたけど
その時代に比べると良くなったという
事でしょうか?それでは。
by コブラクロー (2004-03-24 23:55)
TITLE: Re[1]:五月の風に出会ったら(03/24)
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コブラクローさん、こんばんは♪
>しかしファンなら怒るのもよくわかります。
>特にペティのファンはレベルが高くて
>ファンクラブのメルマガは私も敬服する
>内容でした。
それはメンバーがかぶってそうですね。
ビートルズの「ノルウェーの森」なんてタイトルはもう直せないんだろうなあ。
>署名不明の小説なんてありましたけど
>その時代に比べると良くなったという
>事でしょうか?それでは。
う。
これはなんだかわかりません。
すごそう。
by 幻泉館 主人 (2004-03-25 00:01)
TITLE: Re:五月の風に出会ったら(03/24)
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『冬のサナトリウム』が登場するたびに反応してしまいます。(笑)
僕はこの歌は、『赤色エレジー』をはるかにしのぐいい曲だと思っています。
この歌から『サルビアの花』に入ってゆくというのは、おもしろいですね。途中まではコード進行もほぼ同じでしょ。
で、前者にサビがない分、後者のサビが盛り上がりを作って、......。などと、聴いてもいないのに聞こえてきます。
by 穴沢ジョージ (2004-04-01 13:15)
TITLE: Re[1]:五月の風に出会ったら(03/24)
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穴沢ジョージさん、つづけてこんにちは♪
春一番での歌は、まあめろめろなんですが、やはりそのメドレーが好きで、繰り返して聞いていました。
春一番は今度オリジナルLPの復刻版CDが出るので、買わなくては。
by 幻泉館 主人 (2004-04-01 13:37)