NHK BS-2『「風に吹かれて」~ 国境と時代を越えた替え歌 ~』
ボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」をめぐる歴史ドキュメント。
そう、私の知らない「歴史」。
おぉ、菅野ヘッケルさん、こういう人なのか。
へえ、そうなんだ、PP&Mのヒットの方が、ディランのアルバムより早かったんだ。
知らなんだ。
敏腕プロデューサーの戦略だったそうです。
東西を壁によって隔たれたベルリンでは、あのマレーネ・デートリッヒがドイツ語訳詞で歌った。
ベトナム戦争時の韓国では、シンガーソングライター、スォ・ユソクがオリジナルの歌詞で歌った。
冷戦時、二つの分断国家で歌われた「風に吹かれて」。
濃かったですぞ。
特にパク大統領政権時に歌われた「風に吹かれて」の切実さが迫る。
なぜ「替え歌」でなければならなかったのか。
韓国がベトナムに派兵したのは知っていた。
しかし、米の金銭的な援助のことは知らなかった。
アメリカが韓国に、派兵分の米軍水準の給与を支払う。
韓国政府は、兵に韓国水準の給与しか支払わない。
差額は国家予算に回った。
「若者の血を売った」と言われる所以である。
そうだ、ディランのマイベストMDを作ろう。
と思いついたのでありました。
幻泉館 本館
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2003-09-08 00:00
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