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The New York Trilogy [書籍と雑誌]

The New York Trilogy少し前にSHIZUMU殿の日記でオースターの名前を見かけて、ああ、読んでおこうと思ったのであった。

まだイベントで忙しい最中にamazonで検索して、お得なペーパーバックを見つけた。

まあ、逃避行動ではあった。



ペンギンが出している"The New York Trilogy"。

これは「ニューヨーク三部作」と呼ばれる"City of Glass" "Ghost" "The Locked Room"の三作品が収まっているのです。

US価格が$14.95なのだが、amazonでは値引き価格で1,571となっているのも嬉しい。

安いじゃん!

(やっぱりオバさん体質である)



いい翻訳が出ている(らしい)のに原著で読もうというのは、比較的読みやすそうな文体だからであります。

ピンチョンを原著でというのは、ちょっとキビシイ。

でも、オースターならイケルんではないかと。

とりあえずお試し。

"City of Glass"の冒頭はこうです。



 It was a wrong number that started it, the telephone ringing three times in the dead of night, and the voice on the other end asking for someone he was not.



ね、強調構文とか分詞構文とかいった呼び方は知らなくても、ちゃんと読める文でしょ?



しかし、amazon便利です。

数年前はamazon.comにヒヤヒヤ注文してました。

そのまた前は、アメリカの大手ブッククラブの会員になってました。

一度カードが通らなくて、そのBMCというところには発注しなくなりました。

注文書にチェックを入れて郵送していた時はトラブルがなかったのに、サイトで発注したらペケだったのです。

それでamazon.comに本やCDを注文するようになったのです。



アメリカではブッククラブが発達していて、かなり安い価格で本が買えるのです。

ただし、毎月何冊注文してねというノルマがありました。

ああ、そういうことは二十年前に在籍していた零細出版社の社長が教えてくれたのだった。



今ではだいぶ事情が変わってしまったのではないかしら。

もちろんamazonです。

既成のブッククラブがもたもたしている間に完全にシェアを食ったと思われます。

よう知らんので、誰か教えてくださいませ。



おかげで地方都市に暮らす私もごく普通に洋書が注文できるようになりました。

そのため、本当に出無精になっちまいました。

毎月何かしらコンサートに出かけて、大手書店に立ち寄る。

これがなくなってしまいました。



ニューヨークの本屋さんが舞台という映画があったな。

言わずと知れた"You’ve Got Mail"です。

この映画はあんまり評判が良くないらしい。

でも、私は本屋さんが舞台なので楽しかったです。

メグ・ライアンはかわいいし。



そういえば、「タレントさんだと誰が好き?」みたいなことを聞かれた時は、メグ・ライアンだと答えることにしています。

かわいいおばさんの名前を挙げると、その場の雰囲気を壊さずに納得してもらえるのです。



メグ・ライアン様



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