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パン 石灰 資本論 [飲み食い]



2014年12月5日


夜中にヒナがなんかくれよと騒ぐ。
おお、待っておれ。
新しいの買ってあるぞ。
牛乳が切れただけではなく、猫の餌もなくなっていたので、買い物に出たのだ。

カリカリと懸命に食べてくれると嬉しくなる。
よしよし。
見てるとこちらも腹が減ってくる。
夜中に。

パスコの食パンがある。
ピーナッツバターを塗って、ブルーベリージャムを塗って、むしゃもぐ。
おいしいいわあ。
夜中に。

漱石先生もジャムを舐めていたんだぞ。
言い訳にならない。
苺ジャムかね。

漱石先生の時代、イギリスのパン屋はどっさり添加物入れてたんだぞ。
んー、資本論の最初の方にあったよな。

本を探すのが面倒なので、「パン 石灰 資本論」などとグーグルさんに訊いてみる。
おお、これだわ。

鯖書房 » 岩波文庫部 » 白版 » 経済・社会 » マルクス『資本論 (一)』

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(p. 303) (注51)パン焼職全数の四分の三以上を占めている「アンダーセラーズ」は、ほとんど例外なしに、明礬、石鹸、粗製炭酸カリ、石灰、ダービシャ石粉、その他類似の快い、栄養のある、そして健康な成分を混入して、粗悪にしたパンを売る(「パンの粗悪製造にかんする1855年の政府調査委員会」の報告、ロンドン)
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鯖書房のご主人は「いくらなんでも石鹸や石灰は」と書いているが、そのいくらなんでもは事実だろう。
19世紀のイングランドだけではない、21世紀の日本国でもそんなもんだ。
いわゆる食パンに、どれだけの添加物が混ぜてあるか。
添加物を使わない安全手作りを売りにしたパン屋さんも多いんだが、さて、どれだけ「安全」な原料や水を使っているのだろう。

あ、あった。
筑摩書房マルクス・コレクションの資本論が出てきた。
これは比較的新しいからな。
古層には埋もれていなかった。
『資本論 第一巻・上』の259ページが該当部分だ。


2014年12月1日


今月いっぱいで、一軒のパン屋さんが閉店する。
閉店・廃業理由の一つはご主人の健康上の理由である。
もう一つの理由を、店頭に貼ってある「お知らせ」から引用させていただく。

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 もう一つの理由は・・・「食」の業界に対する抗議です。ひいては、行政、国に対する私個人のストライキです(講義、ストライキ、等々いずれも私の一番嫌いな言葉ですが)。たとえば福島のお子様たちを疎開させることなく巨費を他に回しています。そして現在の食の業界も実情は実にひどいものです。製パン業界を見ましても原材料のベクレル検査も行われておりません。大手14社は勿論の事、町のパン屋が日本中に数千軒あると言われておりますが私が知る限りベクレル検査を行っているのは数軒だけです。弁当等の中食産業も同様です。
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幻泉館日録:我が名はバディ

幻泉館日録:人を殺せと教えたか


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白崎映美@emishirasaki 0:33
みんなの力でオラがだを有名にしてくれ。オラは福島の仮設住宅がら中継で紅白歌合戦に出たい!
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9条を殺すな!

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