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パイプの森の放浪者 [書籍と雑誌]






堀江邦夫さんがまさに地を這って「原発ジプシー」を体験し、それを水木しげるさんが聞き書きして絵を描く。
その絵は、配管の化け物である。

あらためて、水木しげるという人はすごいなと思う。

どれだけ炉心部を頑丈に造ろうとも、この配管の化け物を人間が統御することは不可能だ。
ほんの少しの手抜き工事で配管の森林は崩れていく。
常に何かが漏れ出す。
福島の悲劇は必然だったのである。

「パイプの森の放浪者」は、アサヒグラフに掲載された時のタイトルだ。
三十二年の時を経て書籍化された『福島原発の闇』では、第一章の題となっている。


9条を殺すな!

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福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

  • 作者: 堀江 邦夫
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2011/08/19
  • メディア: 単行本



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