ペニーレインでバーボン #3 [音楽]
もう十年も経ってしまったのか。
安いアナログレコードを捨て値で買っては、せっせとCD-Rに焼いていた。
手製復刻CDね。
特に安いのはシングル盤で、何枚かまとめて一枚のCDにしてしまう。
そのころ、岡林信康さんや中山ラビさんの音源は貴重だった。
いやいや、メジャーもいいところの吉田拓郎さんだって、アルバムには入っていない曲があったり、アレンジがアルバム収録の時と違かったりするので、作業をしていてとても楽しかった。
ひさしぶりに、そんなレコードを引っ張り出してみた。
で、結局買ってしまったんですよ。
『TAKURO PREMIUM 1971-1975』。
その後熱心に聞き続けたわけじゃないし、つま恋はちょっと違和感を抱いたりしていたんだけどね。
SONY/Odyssey時代はどうしようもなく懐かしい。
これで「ペニーレインでバーボン」が入ってりゃ言うことないんだが。
→幻泉館日録:「ペニーレインでバーボン」(1974年)
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♪ テレビはいったい誰のためのもの
♪ 見ている者はいつもつんぼさじき
もちろんテレビ批判が問題なのではなくて、「つんぼさじき」という言葉がソニーの自主規制リストにひっかかって、担当者がこの盤を葬ってしまったのであります。
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→幻泉館日録:『今はまだ人生を語らず』(1974年)
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『今はまだ人生を語らず』は傑作アルバムだと思う。
いや、傑作ではないのかもしれない。
でも、僕にとってはかけがえのないアルバムなのだ。
SONYの担当者が面倒を恐れて抹殺してしまうなんてことは、絶対に許せないアルバムなのだ。
だって、それではあの頃の僕が全否定されてしまったみたいじゃないか。
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→幻泉館日録:ペニーレインでバーボン #2
初めまして
懐かしいジャケットに目が行ってしまいました
ボクも4枚持ってます
「今はまだ人生を語らず」も持ってますが、そんな規制に引っ掛かったなんてこと全然知りませんでした
久し振りに拓郎を聴いてみたくなりましたね♪
by twins14 (2009-10-09 05:47)