日本の女帝の物語 [書籍と雑誌]
女性の天皇に関する議論はもうどこかに行ってしまった。
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」のだから、性別で規制がかかるのは妙なものだ。
まあだいたい勝手な思い込みや目論見で女性の天皇が是か非か言ってただけだから。
著者自身が『双調平家物語』の副産物だという『日本の女帝の物語』で、ちょっと古代天皇制のお勉強。
その昔受験勉強をしていた時に、橘奈良麻呂の乱や藤原仲麻呂の乱って、どうもピンと来なかったんだよな。
日本の女帝の物語―あまりにも現代的な古代の六人の女帝達 (集英社新書 506B)
- 作者: 橋本 治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/08/18
- メディア: 新書
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