レッド 3 #2 [マンガ]
山本直樹さんの『レッド』第3巻が届いた。
読み始めて、ああ、実名ではなかったのだと思い出した。
だいたい想像できるのだが、さて、第1巻と第2巻はどこに行ったか。
発掘できない。
淡々とドキュメンタリーのように、四十年近くも経ったあの頃が描かれる。
人物に丸数字が付けられる度に、その末期を知っている私の胸が痛む。
今回は紙屋高雪さんという人が書いた「なぜ彼らは<革命>を信じられたのか?」という文章が掲載されている。
「レッド」前史というタイトルも付いている。
紙屋高雪さんがどんな人か知らないのだが、どうも90年代から民主青年であった人らしい。
それなら「レッド」前史ではなくて、「レッド」後史ではあるまいか。
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