SSブログ

浄化の風景 #6 [わが町]


駅前 2006年11月10日


東京新聞3月19日付朝刊の「こちら特報部」は、「『都安全・安心条例』改正案への心配」だった。
18日に都議会総務委員会を通過した改正案は、27日の本会議で可決されれば、4月1日から施行される。

「街頭や歩行者天国において大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、町の秩序を乱す行為を慎む」ことが狙いで、初年度の予算は都内5ヵ所で1億円。
今後3年間で15ヵ所を予定しているそうだ。
繁華街ごとに、推進協議会が設置される。


 →東京都:繁華街等の安全・安心の確保に関する考え方の意見を募集

 →東京都:繁華街等における安全・安心の確保に関する考え方意見募集結果

 →大東京防犯ネットワーク


とても結構なことのように聞こえるかもしれないが、どうも基準がよくわからない。
「多大な迷惑」とは何なのか。
誰にとって、どの程度なのか。
東京都は地域での防犯を強調しているが、つまるところオカミにとって都合の悪いものを簡単にしょっぴけるようにしようという、治安維持活動ではないのか。
しかも、「住民警察化」、相互の監視が肝なのだ。

実際には、刑犯認知件数は減少している。
ところが、東京都は治安が悪化しているとして、規制を強化しようとしているのだ。
大道芸人に鑑札を義務付けた東京都。
今度は1940年の内務省告示「隣組」の復活を狙っているらしい。

条例で指針を定めるのは、知事と公安委員会に委ねられている。


 →浄化の風景 #5


9条を殺すな!

幻泉館 リンク用バナー

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。