SSブログ

ヒナの目覚め [ヒナのひるね、少年の夢]

ヒナ 2008年10月9日


ヒナはうちに来た時からしばらくの間、パアではないかと言われていた。
キツネザルみたいな顔で、ニャゴニャゴ勝手なことをしゃべってる。

先代の大物猫チビが、賢すぎたのだ。
あいつは犬みたいなやつだった。
「お預け」をしたし、雪が降ると喜んで庭を駆け回っていた。
車に乗せてくれと、ドアのところで待っていた。

ヒナの場合はいつもツンツンしているだけだった。
猫というのは、本当はこうなのかもしれないと思ったが、猫社会にもうまく入っていくことができないようだった。

それが、この頃急に賢くなった。
やっと甘え方を覚えたというのだろうか。

毎朝、といっても昼に近い時間帯だが、私を起こしにきてくれる。
ご飯だよ!
ご飯だよ!

食事中、ずっと側で待っている。
食器を洗っていると、擦り寄って来て尻尾で私の脚をぱたぱたと叩く。
だっこすると、喉をごろごろと鳴らす。

うちに来て13年経つか。
ずいぶん時間がかかったなあ。
その分長生きしろよ。


9条を殺すな!

幻泉館 リンク用バナー

タグ:ヒナ チビ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

パウロ #2ママのダイアリー ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。