空き地 [わが町]
市の再開発事業とやらで、あちこちに小さな空き地ができた。
しっかり柵で囲って看板も立ててあるので、僕らの小さな頃の空き地とは雰囲気が違う。
ススキや茅のような草が伸びていて、そこで子供が遊ぶことはない。
旧市街地でお年寄りの世帯が多い。
今更新しい土地へ引っ越して、たとえば毎日の買い物といった習慣を変えたくはない。
後期高齢者などと呼ばれて、住み慣れた場所を追い立てられるみたいだ。
買収に応じる気などない。
金銭の問題ではない。
お上から見れば、これをゴネ得と呼ぶのだろうか。
突然空港にするから出て行けと言われた農民たちの戦いを、ゴネ得とは口が裂けても言えない。
それを言うために大臣になったとは、何という愚か者か。
大分県の教員採用汚職事件は、教育委員や管理職ではなかったか。
それも日教組が悪いと言うのかね。
ありゃ文部科学省が悪いんじゃねえのか?
雑草と呼ばれるような植物が生え茂った市の管理地も、柵から手の届く範囲にはきれいな花が咲いている。
周辺の住民が勝手に種を蒔いて水をやっているのだ。
要らない道路なんか作らないで、空き地をたくさん作った方が地域が活性化するんじゃありませんかね。
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