座蒲団 [日常雑記]
山之口貘「座蒲団」
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その上にあるのが楽といふ
楽の上には
なんにもないのであろうか
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大臣が判こを押したので、死刑が執行された。
彼は静かに自分の死を受け入れたのか。
それともあの人のように、国家に俺を裁くことなどできないと、悲鳴を挙げながら最期に必死の抵抗を試みたのだろうか。
「楽にしてやろう」
「がきデカ」のような顔をしてささやく声が聞こえて、彼は楽になったのかもしれない。
→asahi.com: 連続幼女誘拐殺人 宮崎勤死刑囚らの死刑を執行
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