五つの赤い風船 [音楽]
『五つの赤い風船と仲間たち』というアルバムが出るそうだ。
五つの赤い風船結成が1967年4月。
私が小学生の時です。
40年はすごいですね。
5月には東京、大阪、名古屋で結成40周年記念「五つの赤い風船と仲間たち」コンサートが開かれます。
私は中学生、高校生だった頃より、今の方が風船が好きです。
西岡さんが元気に活動しているのは嬉しいし、できれば行きたいとは思っています。
ただ、残念なことにURCのオリジナルアルバムは今お店で買えません。
もちろんURC第一弾だったカップリングアルバム『高田渡/五つの赤い風船』はCDが買えます。
その後の5枚のアルバム。
編集盤はいろいろ出ていますが、この5枚こそが、あの五つの赤い風船だと思うのです。
これを聴かなくては、五つの赤い風船が怪物のようなグループだったことがわからにくいのではないでしょうか。
その一番肝心な部分が、今は入手できなくなっています。
『おとぎばなし』(1969年)
『巫OLK脱出計画』(1970年)
『イン・コンサート』(1970年)
『Flight(アルバム第5集 Part1)』(1971年)
『New Sky(アルバム第5集 Part2)』(1971年)
当時、実際に風船のレコードを聴いたのは『Flight(アルバム第5集 Part1)』(1971年)。
前にも書いたが、友達の家に行ったら大学生のお姉さんが帰省していて、これを聴かせてくれたのだ。
お姉さんが健やかな大声で、レコードと一緒に歌っているのが、とてもまぶしかった。
「遠い世界に」や、友達のお姉さんの歌声で、風船にはとても健全なイメージを抱いていたのだが、実験的なことをやっていたり、とても暗い部分があるのを知ったのは、ずっと後になってからだった。
数年前にとても聴きたくなったので、中古レコードを探してきては自分でCD-Rに焼き直した。
その後ちょっと苦労して東芝EMIが出していたCDを入手した。
すごいアルバムなんですが、こういう傑作がCDで買えないという状況は寂しいものです。
う~ん、エイベックスさん、アマゾンさん、なんとかまた復刻してもらえませんかねぇ。
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