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CHRONICLES #108 各自ノ権利自由 [ボブ・ディラン『クロニクルズ』]

保線区 2005年3月26日

どたばたしているので、どこまで読んだか忘れてしまいましたわ。
う~ん。
あ、ここだ。
ディランがマイクロフィルムで古い新聞を読みまくっていたのですね。
百年前の、南北戦争前夜。

「orator」という言葉が出てきます。
「演説者, 弁士, 講演者」
「fiery」とセットになっているので、「火を吐くような熱弁家」という感じになるのでしょう。
その例として名前が挙がっているのが、ウィリアム・ロイド・ギャリソン(William Lloyd Garrison)です。

 →William Lloyd Garrison

自身の新聞を持っていて、激烈に奴隷制廃止を主張したようです。

メンフィスで、ニューオリンズで、暴動が起きます。
ニューヨークの暴動では、アメリカ人俳優の役がイギリス人の俳優に代わったことによって、メトロポリタン・オペラ・ハウスの外で二百人が殺されます。

国民国家形成の近代市民革命として、歴史的には南北戦争と明治維新が対応するのでしょうが、どうも自由民権運動の方を想像しています。
自由民権運動には曲がりなりにも言論の戦いがあったし、まさに「民主主義」を主張した憲法私案まで作る人達がいたからです。

 →五日市憲法

今夜はとりあえずこれだけ。
なかなか進みませんなあ。

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