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シングアウト「涙をこえて」(1969年) [テレビ]

暑かったですね。

すごくいい天気。

これはいい夕陽が見えるとウキウキしながら畑仕事。

法事があったので、2週間分の生ごみとお蕎麦屋さんのダシかすはポリバケツ2杯分たっぷりありました。



小松菜かなんか蒔いたあたりの土がすごかった。

小さくぴょこぴょこ蠢(うごめ)いてる。

え?

これが、小さなコオロギがたくさん跳ねてるんですわ。

びっくりしました。



狗尾草(ヱノコログサ)が伸び放題なのに、鎌を忘れてきてしまった。

手で抜いて回ったんだけど、トレーナーやズボンにびっしり付いて、これもすごかった。

晴れて急に暑くなったんで、妙に生命活動が活発なんだな。



大菜園(見栄張ってます、すんません)から家に帰って、さてのんびり浜にでも出ようかと思っていたら、幻子心母が「ガス展」に連れていけと言う。

あら、聞いてないよ。

聞いてないけど、しょうがない。

あたふたとガス会社のイベントに行ってきて、浜に向かって車をとばしました。

途中の夕陽がきれいだったなあ。

ただ、写真に撮るには半端な建物が建っている道だったので、海に行けば大丈夫だと思っていたのだ。



途中で後ろに付いていた車が、どうものどかな県立大学のたえさん(仮名♀二十代)っぽかった。

お~? 何やってるんだ~?



ところが、浜に着くと下の方に雲が出ていて、太陽が隠れてしまっていた。

あらま。

先週と同様に、堤防には人がたくさんいた。

お日様は雲に隠れたけど、それでもみんな空を見ている。

なんだろうな、この感じが好きなんだな。

みんな邪念がないのね。

ただ空を見てる人たち。



本当はヤフオクで落札した300mmのレンズを試したかったのだが、今日は使わず。

帰りがけに、森田童子のような後ろ姿の人が空を見ているところを撮った。

日が沈んでも、じっと空を見ている。

本当は何か一所懸命に考えたり、悩んだりしているのかもしれない。

こちらには、空を眺めていたいのだということしかわからない。



ありがとう、夕陽、また来週!



sunset 2003 Nov. 2nd

Yahoo! PHOTOS更新しました。




NHK BS-2で「ステージ101」の同窓会番組みたいなのをやっていた。

『ヤング101 復活コンサート』

シアターコクーンでやったのか、そりゃ変だ。

ま、NHK近いからな。



高校時代はほとんどテレビを見ていなかったはずなのに、なんだか知っているメンバーが多い。

「涙をこえて」

ああ、かぜ耕士さん、中村八大さんの曲。

永六輔さんじゃないのがポイント。

シング・アウトの。

あとでピコ(樋口康雄)出てくるんだろうか。



え? このオジさん、ワカ(若子内悦郎)なの!?

ワカとヒロのワカ?

これはちょっとショック。

ああ、太田裕美さんはね。



若者に説明しておくと、NHKが作ったスクールメイツみたいな集団。

っつっても、何の説明にもなってない。

私は学生時代にかなり若く見えたので、卒業するころでもトレーナーなんか着ていくと、先輩に「お、スクールメイツ!」などとからわかれました。

どうして先輩がいるのかというと、ずいぶん長いこと学部にいる先輩が多かったんです、うちのサークルは。

やっぱり何の説明にもなっていない。



ヤング101をかっこいいと思ったことはないんですよ。

(東京キッドブラザーズをかっこいいと思ったこともないけど。)

ただ、あんまりイヤだなとも思わなかった。

自分より少し年上のお兄さん、お姉さんがたくさん出てくるんで、それが楽しかったのね。



あ、西玲子さん!

ああ、この人好きでした。

なんだろう、どこがだろう。

うわっ懐かしい!

学芸会みたいだけど、楽しい。

いや、我ながらよく覚えてるもんだ。

西玲子さんは、昔の面影そのままのなのが嬉しいな♪

女性は下腹に来るんだなあという、失礼な感想。

他人様のことは言えないでしょ。



と、こんな調子でビデオにとっておいたやつをこれから見ます~。






【幻泉館本館 2003年2月12日付日録】より、蔵だし。

本当は2/9(日)の夜中に書いてます。



夜9時よりNHKスペシャル『こども・輝けいのち(1) 「父ちゃん母ちゃん、生きるんや」~大阪・西成 こどもの里』。

大阪西成区(いわゆる釜ヶ崎)にある民間福祉施設「こどもの里」で暮らす子どもたちのドキュメンタリーです。

これだけ金と時間をかけて長期取材ができるのも、NHKだからだなあ。



『じゃりん子チエ』が現実だとしたらチエちゃんはすごい不幸な子だよなあと思っていたのですが、いや事実は小説より奇なり。

入院した父親の世話をやく8歳の香菜ちゃん、もうナミダものです。(お母さんはいません)

15歳博君の母親は完全なアル中、弟妹の世話をしながら、博君は母親をひきとって一緒に暮らそうとする。(お父さんはいません)

あれ、言葉にしてしまうとあんまり感動的じゃないな。

「家族」の回復をテーマに設定した制作者側の意図が丸見えになるからだろうな。

けなげな子どもたちの映像はすごい説得力があるんですけどね。

ホントのことを言うと、釜ヶ崎の暮らしそのものの映像が少ない。



同じように「寄せ場」と呼ばれ、一見同じように見えるのだが、東京の山谷ではこういう「家族」の回復はないだろう。

明日を信じることができる子どもたちの姿がない。

山谷では徹底的に独りである。

だからNHKスペシャルの映像になることもおそらくない。

十年前の知識なので、今どうなっているのかは知らないのだが。



もう一つ。

「こどもの里」はキリスト教団体(聖イグナチオ教会?)の施設です。

山谷でもプロテスタント、カトリックそれぞれの教会があり、福祉活動を行なっています。

仏教・神道の団体による活動はほとんどありません。

なぜなんでしょう。

悲田院・施薬院なんてのを、日本史の授業で習った記憶がありますがね。

ああいうのは仏教の伝統にはならなかったんでしょうか。

儲からないとダメなんすかね。





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コメント 4

のぶこば

TITLE: Re:「涙をこえて」(1969年)(11/3)
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ステージ101、毎週楽しみでよく見てました。「涙をこえて」は、テーマソングだったですよね。
by のぶこば (2003-11-03 03:09) 

幻泉館 主人

TITLE: Re:Re:「涙をこえて」(1969年)(11/3)
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のぶこばさん、こんばんは♪
今、ビデオ見終わりました。
というか、二巡目見てます。
とても楽しい番組でした。
山田美也子さんも好きだったな。
老けた人、若い人。
体重はかなりその辺を分けそうです。
男性は頭髪も。
by 幻泉館 主人 (2003-11-03 03:22) 

ジョンリーフッカー

TITLE: Re:「涙をこえて」(1969年)(11/3)
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>『じゃりん子チエ』が現実だとしたらチエちゃんはすごい不幸な子だよなあと思っていたのですが、

この漫画いいですよね。とっても元気になります。チエのエネルギーは無敵です。
はまって読んだ時代があるので、この漫画の楽しさは
その時の時代まで思い出させてくれます。
子鉄の猫がいたら、僕はいっぺんでファンになります。

今日ヴィレッジ・ヴァンガード行ってきました。
幻泉館主人の漫画ありました。
つげ義春の本は、繰り返し読める楽しさがあります。
by ジョンリーフッカー (2003-11-03 14:36) 

幻泉館 主人

TITLE: Re:Re:「涙をこえて」(1969年)(11/3)
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ジョンリーフッカーさん、こんにちは♪
先代の猫が大物で、小鉄みたいなやつでした。
オトコギのあるやつ。
ただ、犬を見かけると喧嘩をふっかけるのが悪い癖で、まだまだ修行が足りないまま、逝ってしまいました。
by 幻泉館 主人 (2003-11-03 16:22) 

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