十二本の悲しみ [音楽]
さて、春のギター弦張り替え祭り、まだまだ続きます。
一番の難物、12弦ギターです。
Martin D12-28、つまりD-28の12弦版。
1972年製なので、ブルーケースです。
これだけ聞くと夢のようなギターですが、夢は夢でも悪夢。
ちょっと弦高が高すぎて、私の左手は五分と保ちません。
今だと秒殺かも。
思えばこいつを、あの懐かしいまゆぞう君(仮名・二十代♀)は軽々と楽しそうに弾いてたんだから、すごい怪力だったんだなあ。
まあ、わたくしより手もずっと大きかったし、握力も強かったけど。
一応今回も普通の弾き方で加藤和彦さんの演奏にチャレンジしてみようかとは思ってるんです。
まあ、あっさり返り討ちですけどね。
ただ、普通に抑えなくてもいい奏法をやってみようかと。
そう、ボトルネック使った、スライドギターみたいな感じ。
これだとかえって弦高、高い方が都合がいいし。
音はいいんですよ。
あ、もちろん中古で買ったものです。
1972年当時は、すごい値段だったはずです。
こいつは普通の人には弾けないので、これまた妙に安かったんですよ。
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