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オバマの戦争 [反戦]



週刊金曜日 2009年4月17号


週刊金曜日4月17日号の特集は「チェンジなき世界 オバマの戦争」。

パレスチナ問題の平和的解決を長年にわたって妨害してきた米国の姿勢は、オバマ大統領になってもまったく変わらない。
このオバマ大統領の中東政策を批判しているノーム・チョムスキーの"Obama on Israel-Palestine"を本橋哲也さんが翻訳し、解説を付けている。

原文はネット上で読むことができる。
その一部と、本橋さんによる翻訳を引用しておく。
こういった視点でオバマ大統領が報道されることが少なすぎるようにう。


 →Obama on Israel-Palestine By Noam Chomsky

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His campaign did, however, repeat his statement that "if missiles were falling where my two daughters sleep, I would do everything in order to stop that." He was referring to Israeli children, not the hundreds of Palestinian children being butchered by US arms, about whom he could not speak, because there was only one president.

しかし、選挙運動中、彼はくりかえし言っていた、「私のふたりの娘の寝ているところにミサイルが落ちるなら、私はそれを止めるためにどんなことでもする」と。彼が言っていたのはイスラエルの子どもたちのことで、アメリカ製の武器で無残に殺されている多くのパレスチナの子どもたちのことではない。大統領はひとりだから、パレスチナの子どもたちについて語ることはできなかったというわけだ。
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日本の「米国貢献」もさらに進み、ソマリア沖に海上自衛隊を派兵して行動の領域をどんどん広げている。
今米軍を待ち受けているのは、ベトナム以上に長く続く、アフガニスタンでの戦闘の泥沼だ。
その泥沼に自衛隊を派兵しようという。
いったいどこがどう自衛なのか。

そういえば、どうして日本ではチョムスキーの『9.11』があんなトンデモ訳で出版されてしまったのだろうか。
実に悔しい。


9条を殺すな!

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