オハイオ [ニール・ヤング]
さて、和幸の2ndアルバム『ひっぴいえんど』。
おまけのDVDで、ご本人たちがいろいろ説明してくれています。
あの時代のアメリカンロックへのリスペクト。
なるほど。
タイトルは「はっぴいえんど」から採っていて、入り口ははっぴいえんどですが、内容はCSN&Yへのリスペクトが多いです。
遠藤賢司さんの「カレーライス」は、オープンDチューニングをやりたかったから。
ということで、CSN&Yみたいな「カレーライス」です。
思わずにやりとするような曲名の中でこれは何が元なのかと思っていたのが「OHAYO」。
聴けばすぐにわかりますが、これはニール・ヤングの「OHIO」なんですな。
あの6弦バンジョーまで使ってます。
途中から「Deja Vu」になります。
そういえば、ジャケット写真もCSN&Yの「Deja Vu」ですね。
→Dailymotion: Neil Young - Ohio - Live Amsterdam 10.12.1989.dkly`
→YouTube: Crosby, Stills & Nash "Ohio"
♪ Tin soldiers and Nixon's comin'
♪ We're finally on our own
♪ This summer I hear the drummin'
♪ Four dead in Ohio
1970年5月4日、オハイオ州ケント大学の構内で開催されたベトナム反戦集会で、警備に当たっていた州兵が四人の学生を射殺した。
その翌月には、もうこの曲のシングル盤が発売されたというのだからすごい。
しかも、ニクソン大統領を名指しで批判している。
ニール・ヤングとっつぁんがブッシュを罵るのもすごかったけれど、若い頃からすさまじかったんですなあ。
70年代前半の日本のフォーク少年たちは、CSN&Yのギターやコーラスを真似したものです。
あれができるとかっこいい。
「オハイオ」は、確かに「オハヨー」に聞こえたわ。
でも、ガロがラジオに出てきてCSN&Yの完璧なコピーができるなどと言ってるのを聞いた時には、それは違うんじゃないかなと思ったものだ。
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